銀聯の新サービス
2019-12-05 10:22:19
銀聯商務グループが日本市場で新たな決済サービスを開始
銀聯商務グループが日本で新事業展開
上海に本拠を置く銀聯商務グループが、日本市場に向けた新たな決済サービスの展開を発表しました。その名も「UMS Pay」。このサービスは、特別な端末を必要とせず、タブレットやスマートフォンにアプリをインストールするだけでQRコードを用いたスムーズな決済を実現します。
UMS Payの魅力
UMS Payを導入する店舗は、日本円で金額を入力し、顧客のスマートフォンからQRコードをスキャンするだけで、数秒で決済が完了します。この簡便さが最大の利点と言えるでしょう。加えて、導入に際して初期費用や月額固定費用が一切かからないため、小規模な店舗でも気軽に導入できる点が大きな魅力です。これにより、店舗運営者にとって負担が軽減され、より多くの業者がサービスを取り入れる可能性が高まります。
また、今後は中国以外のアジア地域における人気QRコード決済ブランドとの提携も考えられています。これにより、サービスの拡張が期待され、銀聯商務グループはアジア全体でのプレゼンスを強化する計画です。
国内での技術導入
銀聯商務グループは、決済サービスの他にも最新のAI技術を活用した無人店舗や顔認証システムを中国国内で既に展開しており、日本市場でも同様の技術を導入することに意欲を示しています。傘下のマーチャントサポート社を通じて、中国で成功を収めた事業モデルを日本に持ち込むことを検討しています。
観光業界への期待
中国の最大手カード決済企業である銀聯商務グループの取り組みは、日本の観光産業や地域経済にもポジティブな効果をもたらすと期待されています。訪日外国人は増加し続けており、QR決済の導入がスムーズに進むことで、観光地での決済がスピーディーになり、観光業界の活性化に貢献するでしょう。
今後、日本市場での同社の活動がどれほどの影響を及ぼすのか、注目が集まります。QRコード決済の普及が進む中で、顧客と店舗双方にとって利便性を提供し続ける銀聯商務グループの今後の成長に期待が寄せられます。
会社情報
- 会社名
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株式会社エースインターナショナルジャパン
- 住所
- 東京都港区高輪3-11-3イハラ高輪ビル9F
- 電話番号
-
03-6859-3888