2025年12月22日、アマノ株式会社(本社:横浜市港北区、代表取締役社長:山﨑 学)は、最新のAI技術を駆使した新しい勤怠管理システム「TimePro-eX」を発表しました。
AIと勤怠管理の融合
「TimePro-eX」は、AIがコンシェルジュとして機能し、社員が意識しなくても適切な勤怠管理が行えるシステムを目指しています。具体的には、必要なデータをAIが収集し、自然に必要なアクションを促すことが可能です。これにより、人間の手を煩わせることなく、勤怠管理が効率化されます。
より多様なデータ要求に応える高性能
このシステムの核心は、高集計性能と柔軟な設計構築の両立です。アマノでは、この高性能を実現するために、1,000項目を超えるパラメータ設定を許容し、さまざまな企業の運用需要に照らし合わせた設計が可能です。また、自社のSE(システムエンジニア)がサポートを行うため、特定の業種や業態にフィットする柔軟な運用が実現できます。
直感的な操作性と労務リスク管理
「TimePro-eX」は、複雑な業務要件に対しても直感的に操作できるよう工夫されています。ユーザーはマニュアルを見ずとも効率よく操作できるため、導入時の習熟度が必要最低限に抑えられています。また、異常値を自動で検出しアラートを行うことで、潜在的な労務リスクを未然に防ぎます。
導入シナリオを広げるクラウドとオンプレミスの選択肢
システムは、クラウド方式とオンプレミス方式の双方に対応しているため、企業は自社のIT戦略に最も適した形態を選ぶことができます。特にサブスクリプションプランは初期コストを抑え、中小企業でも導入しやすいのが特長です。
今後の機能拡張とAIの進化
「TimePro-eX」の展望は積極的です。2025年12月のリリース時には、業務時間や給与に関する情報をAIに入力し、チャットツール(TeamsやSlack)を通じて従業員からの問い合わせに自動で応える機能が搭載されます。さらに2026年以降には、日常で使うチャットツール上で勤怠データを照会したり、過重労働のリスクを警告する機能が追加される予定です。AIの進化に伴い、将来的にはAIコンシェルジュが勤怠管理をリードする世界を実現することを目指しています。
最後に
アマノ株式会社は、勤怠管理の分野において長い歴史を持ち、次なる進化が「AI×勤怠管理」の新しい可能性であると位置づけています。この「TimePro-eX」によって、企業の働き方改革が加速し、効率的な運用が実現することを期待せずにはいられません。今後500社以上の導入を目指し、「TimePro-eX」は企業の基盤を支える役割を果たしていくでしょう。