アートとビジネスの融合促進
一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパン(CVJ)は、経済産業省からの委託を受けて、2026年の「ART & BUSINESS AWARD」の公募を7月29日より開始します。このアワードは、企業においてアートを活用した取り組みを推進し、文化と経済の融合を図ることを目的としています。
アワードの背景
経済産業省は、企業がアートやアーティストと共創することで新たな価値を創出し、持続的な発展を目指すエコシステムの形成を目指しています。具体的には、企業のアートに対する取り組みを評価し、ロールモデルとなる企業やプロジェクトを選出・表彰します。この取り組みは、昨年度から続いており、アートとビジネスの接点をより広げることが期待されています。
5つのアワードカテゴリー
アートとビジネスのコラボレーションを通じた新たな経済価値の創出を評価するために、以下の5つのカテゴリーが設けられています。
1.
コーポレート・ストラテジー
アートの価値を活用し、企業戦略や体制の構築を行った企業。
2.
アートコラボレーション
アートとアーティストとの共創による事業の高度化を図った企業。
3.
ニューアートビジネス
アートを起点に新しいビジネスモデルを創造したプロジェクト。
4.
ローカルインパクト
地域特性を生かしたアートを通じた取り組みで地域に経済価値を生み出す企業。
5.
アートエンゲージメント
自社が保有するアート作品を活用し、企業価値を向上させた企業。
アドバイザリーボード
「ART & BUSINESS AWARD 2026」には、アートとビジネスの両界隈から選ばれた有識者で構成されるアドバイザリーボードが設置されており、危機的思考を必要とする現代のビジネスにおいて、アートが果たす役割の重要性を伝えています。
このボードには、株式会社大林組の取締役会長である大林剛郎氏や、森美術館館長の片岡真実氏、さらには東京藝術大学の教授である日比野克彦氏などが名を連ねています。
エントリーの詳細とスケジュール
エントリーは2段階で行われます。まず、応募を考えている企業は特設サイトからプレエントリーを行います。プレエントリーの締切は2026年8月26日、エントリーシートの提出は2026年9月9日が最終日です。受賞企業の発表は11月を予定しており、授賞式は12月にも行われる予定です。
応募方法や詳細については、特設サイトをご確認ください。
特設サイトはこちら
実施体制と目的
「ART & BUSINESS AWARD 2026」が主催するのは経済産業省であり、事務局は一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパンが担っています。CVJは、文化と芸術と経済との好循環を生み出すことを目指しています。アーティスト支援や日本のクリエイティブな力を高めるための活動を通じ、地域や民間企業、国と共に文化経済プロジェクトを推進しています。
本アワードを通じて、企業とアートの新たな関係性を築き、日本経済の持続的成長と文化の発展を実現していくことが期待されています。