アヲハタがZ世代との共同開発で実現する新商品の未来
アヲハタ株式会社(本社:広島県竹原市)は、今を生きるZ世代と共に新商品開発プロジェクトを始動させることを発表しました。このプロジェクトでは、2027年春に向けて、若者のアイデアやニーズを取り入れた新たなジャムの商品開発が進められます。これに加え、アヲハタの初の書籍となるレシピ本「Is this “jam” or not?」の発売も2026年4月7日に控え、ジャムを新しい形で楽しむライフスタイルを提案します。
ジャムの消費動向の変化を捉えた新たな取り組み
最近の総務省のデータによると、ジャム類の消費が伸び悩んでいることが明らかになっています。特に若い世代にとって、ジャムは身近ではない存在となっている中、出されたデータはこの変化に対する機会と捉えられました。公益財団法人中央果実協会の調査では、年代を問わず「フルーツをもっと食べたい」との声が多数存在し、特に20代の女性ではその割合が59.9%に達します。
このような市場の変化を受けて、アヲハタは未来の消費者であるZ世代に直接ヒアリングを行い、新しいジャムの価値を模索するプロジェクトを始めました。従来のジャムの概念を脱し、果実感たっぷりな新しいスタイルでフルーツを手軽に楽しめる商品を開発することを目指しています。
Z世代との対話から得たヒント
2025年夏と秋、原宿ハラカドにて大学生を対象とするワークショップが開催されました。この中で参加者たちは、自身の食に対する価値観や、ジャムへのイメージを率直に語り合いました。試食を通じて「忙しいときに手軽に食べられる」「果実感が好き」といったポジティブな意見が聞かれる一方で、「賞味期限が短く、一人暮らしには難しい」「ジャムは古い商品」という意見も聞かれました。
これらのフィードバックから、Z世代がジャムを敬遠しているのではなく、現在のジャムが彼らのライフスタイルには合わないだけであるという新たな気づきが得られました。アヲハタはこのことを踏まえ、未来の消費者に愛され続けるジャムを目指して、新しい価値創造に取り組みます。
新商品の開発の進展
Z世代とのワークショップで得たこれらのアイデアを活用し、アヲハタは新商品開発プロジェクトを始動しました。2027年春を目指し、実際に商品の試食やパッケージデザインをZ世代と共同で行っていくとのことです。この過程で多様なニーズを反映させることで、より魅力的な商品を提供していく考えです。
ジャムの新たな使い方を提案する「Is this “jam” or not?」
さらに、アヲハタはライフスタイルブック「Is this “jam” or not?」を発売します。この書籍では、従来の朝食やスイーツに留まらず、ジャムの多様な使い方を提案し、フルーツのある生活を楽しむことができます。レシピの一例として、いちごとヨーグルトの大人サラダや、ブルーベリーとサラダチキンの組み合わせなど、多彩なメニューが紹介されます。
アヲハタは、このように新たな視点でジャムを捉える試みを通じて、より豊かな食文化を創造し、フルーツの楽しさを広めていく予定です。