スポーツ医科学の新拠点
2018-10-04 15:00:35
帝京大学スポーツ医科学センターが新たな挑戦を開始!アスリート支援の最前線とは
新たなスポーツ医科学拠点が本格稼働
帝京大学スポーツ医科学センターが新たな拠点として、アスリート支援を本格的に開始しました。このセンターは、2007年に医学技術学部スポーツ医療学科の基盤を元に設立されたもので、2011年からは新組織としてスポーツ医科学の推進に努めてきました。
スポーツにおいてアスリートが直面する競技復帰や傷害予防、さらにはパフォーマンス向上のためには、専門知識に基づいた多角的な支援が必要とされています。この考えのもと、センターでは「メディカル」「フィジカル」「サイエンス」「テクノロジー」の各分野から専門家を集結し、アスリート一人ひとりに対して最適なサポートを提供しています。
スポーツ医科学の最前線「TASK」とは?
新たに導入された「TASK(Teikyo Athlete Support Knowledge)」というサービスブランドは、アスリートに対するトータルサポートを細分化し、個別のニーズに柔軟に応じたプログラムを提供します。TASKには、『TASKエントリーサービス』が3種類、『TASKサポートプログラム』が2つあり、有機的に連携してアスリートの課題を解決へと導きます。
充実した施設と高いサポート体制
センター内には、最新の医療機器が揃う医療機関、トレーニング設備、リカバリー施設が融合した空間が整備されています。超音波診断やMRIといった高度な画像診断ができ、高気圧酸素治療機器も完備されており、アスリートの競技復帰を助けています。
トレーニング施設としては、筋力・持久力を強化するための専用機器が豊富に揃い、リカバリーにはプールや物理療法機器が用意されています。これにより、アスリートは一貫してトレーニングからケアまでをワンストップで受けることができるのです。
アスリートとの結びつき
センターの取り組みは、多くのアスリートからも評価されています。空手道選手の植草歩選手は、「科学的な分析を通じて自分のトレーニングに役立てており、非常に感謝しています」と述べ、専門的な知見を活かしたサポートが日々の練習に大きく寄与していることを語っています。
同様に、帝京大学ラグビー部の監督であり、教授でもある岩出雅之氏は、「怪我を防ぎ、良好なパフォーマンスを維持するための施設が役立っている」と、ハイレベルな環境が選手たちの成長を助けていると強調。
本田圭佑氏との連携
さらに、スポーツの発展を願う本田圭佑氏との連携プロジェクトも進行中です。帝京大学はカンボジア代表の監督である本田氏へサポートを提供しつつ、本田氏の理念に基づき、帝京大学の学生たちにインターンシップの機会を設け、実際に現場での学びを促進しています。
今後の期待
今後、帝京大学スポーツ医科学センターは日本のアスリートに寄り添い、さらに多くの成果を生み出すことを目指しています。この取り組みを通じて、スポーツの力を信じる全ての人々と共に、日本のスポーツをより豊かにしていくことが期待されます。
会社情報
- 会社名
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帝京大学 スポーツ医科学センター
- 住所
- 東京都八王子市大塚359帝京大学八王子キャンパス
- 電話番号
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