持続可能な未来を描く! KEENとディバースラインのコラボ展示に注目
長野県小諸市に拠点を置く一般社団法人ディバースラインが、アウトドア・フットウェアブランド「KEEN」と提携し、自伐型林業によって伐採した間伐材を使用した店舗ディスプレイを展開しています。この取り組みは2026年4月15日(水)から始まり、KEEN原宿店を含む複数の直営店で展示される予定です。
取り組みの背景
ディバースラインは「表現者 × 自伐型林業」をテーマに、持続可能な森づくりや多様なライフスタイルを発信している団体です。自伐型林業は、山林を長い期間にわたって丁寧に育て、高品質な木材を生産する手法です。ディバースラインは創業当初から、面白いものづくりをする人たちに、自分たちの木材を使ってもらいたいという思いを抱いていました。
この理念が今回の店舗ディスプレイに具体化したことで、KEENの店舗で扱われる製品だけでなく、その裏にある森林の物語や環境に対する配慮を、お客様に感じてもらう機会が生まれるのです。
KEENとの協働の経緯
ディバースラインとKEENの関係は2021年に始まりました。KEENは「KEEN Effect」という理念のもと、自然環境に配慮した製品作りを心掛けています。そのため、ディバースラインが掲げる「森を自分たちで守る」という思想と深く結びつき、互いにパートナーシップを築くこととなりました。その後もさまざまな活動を通じて、両者の理念は共鳴し続けています。
特に、KEENのスタッフがディバースラインの森を訪れたことが、今回のコラボディスプレイの実現に大きな影響を与えました。スタッフは、その経験を通じて「この取り組みをお客様にも伝えたい」という想いを持つようになりました。
自伐型林業の特徴
自伐型林業は、森林の所有者や地域の担い手が自ら山に入り、小規模に伐採・搬出を行うスタイルです。
この方法では、森を丁寧に育てることが重視され、将来的な環境への影響を最小限に抑えることが求められます。土砂災害を防止し、生態系を保護するためにも、この手法は注目されています。
ディスプレイの概要
このディスプレイは、2026年4月15日からKEEN原宿店、新宿店、二子玉川店、レイクタウン店、東京ベイ店、西宮店で行われます。展示内容は、ディバースラインが自伐型林業によって伐採・加工した間伐材を使用したシューズディスプレイ台です。自然な木材の風合いを大切にした空間演出が施され、長年愛され続けているハイキングブーツ「Targhee Collection」が中心に展示されます。
取り組みのポイント
1.
「どんな森から来た木か」が見える店舗体験
処理された木材ではなく、持続可能な方法で育てられた高品質な木材を使用し、来店するお客様に森林と林業のストーリーを感じてもらえる環境を作り出します。
2.
共通の思想
KEENが持つ「私たちが暮らし、遊ぶ場所を守る」という理念と、ディバースラインの「表現フィールドである自然を自分たちの手で守る」という思想が共鳴し、メッセージがより力強く伝わります。
3.
木の新しい価値
自伐型林業から生まれた間伐材が店舗空間に活かされることで、地域の森林資源の地産地消モデルを示します。木材に新たな価値を付加し、お客様に届けるという挑戦が形になりました。
コメント
一般社団法人ディバースラインの代表理事、天野紗智さんは「私たちの木がディスプレイとして使われることは、想いが具体化した瞬間です。自伐型林業の認知度を高め、パートナーとともに森を知ってもらえる機会を増やしたい」と述べています。
この取り組みを通じて、持続可能な森づくりの重要性を再認識し、より多くの方にその魅力を知ってもらえることを願っています。
KEENも「地域資源を大切にしながら、その魅力を次の価値へとつなぐ意義を再認識しています。今後も環境に配慮した取り組みを推進していきます」とコメントしています。