くるり・岸田繁制作の「温泉入浴専用音楽」を流す大浴場が新たにオープン
嬉野温泉にある旅館大村屋が、11月1日からリニューアルした大浴場の営業を開始しました。嬉野温泉で最も歴史があるこの宿は、江戸時代から受け継がれる伝統を守りながらも、現代のニーズに応える新たな入浴体験を提供します。
大浴場リノベーションの背景
このプロジェクトは、旧大浴場の老朽化に伴い、2024年の5月に改装工事をスタートしました。お客様に快適な時間を提供できるように、設計や設備に力を入れ、男女ともに魅力的な空間を整備しました。改装工事の後、男湯のリニューアルが完了し、今回女性大浴場のリニューアルも無事に終え、いよいよ営業開始です。
新たな大浴場の特徴
新デザインの大浴場は、従来の開放感のある大きな窓や深さのある浴槽を残しつつ、リラックスできる空間を提供します。また、特筆すべきは、くるりのボーカル・岸田繁さんが手掛けた「入浴専用音楽」が流れる半露天風呂です。この音楽は、お湯とともに心も癒してくれる新たな要素となっており、訪れる人々にとって未だ体験したことのない入浴時間を提供します。
クラウドファンディングの成功
大浴場の改装にあたり実施されたクラウドファンディングでは、開始から本日までに600万円以上の支援が集まりました。本来の予算5900万円が、工事着工前に1億6000万円に膨れ上がるという予想外の事態を受け、必要資金をクラウドファンディングを通じて集めることとなりました。支援した300名を超える方々に感謝の意を表し、最後のリターンのチャンスとして、11月1日が締め切りとなっています。
旅館大村屋では、皆さんの支援をお待ちしております。
この新しい体験を楽しんでほしい
旅館大村屋15代目の北川健太氏は、リノベーションがもたらす新たな温泉の魅力について次のように述べています。「この大浴場は、これからの新たな30年を共に歩むための大切な場所です。ぜひ、お越しいただき、その本質的な価値を体感してほしい」。
また、音楽家の岸田繁氏もその魅力を語り、温泉と音楽の融合に魅力を感じたと語ります。「このいで湯の魅力にどっぷり浸かっていただき、世にも珍しい『温泉入浴専用音楽』を楽しんでいただければ幸いです」。
訪問情報とお問合せ
旅館大村屋の新しい大浴場で特別な体験をぜひお楽しみください。お問い合わせは以下の通りです。
最近の様子は
こちらのYouTube動画でもご覧いただけます。クラウドファンディングについての詳細は、
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