食生活アカデミーが選ぶ「キユーピーの自由研究」受賞作品
キユーピー株式会社(本社:東京都渋谷区)が主催する「キユーピーの自由研究」の受賞作品が決定しました。今年は、小学生を対象にしたこの研究コンテストには、2025年の7月7日から8月31日までの間に応募された作品の中から、見事な14作品が選ばれました。これらの作品は、キユーピーの公式サイト内「食生活アカデミー」で公開されています。
ユニークな受賞作品の紹介
この自由研究では、食に関する独自の視点と探求心を持った生徒たちが作品を通じて表現しています。以下により詳しい受賞作品の一部を見てみましょう。
- - 好奇心賞:ともたかさんの作品「たまごアレルギーのぼくのたまごかんさつとじっけん」
卵アレルギーを持つともたかさんは、身近なテーマに興味を持ち、家族の協力のもと、卵に関する実験や調査を行いました。普段は避けている卵についての探求が、新たな気づきをもたらしました。
- - 探究賞:りえさんの作品「オレンジジュースはなぜ高いのか~しぼれる量?人気?それとも??~」
スーパーでの疑問から始まった探求。オレンジそのものの価値とジュースの価格に迫った独自の視点は、経済的視点を学ぶ手助けにもなります。
- - 社会賞:じゅりさんの作品「お米について~世界の米&びちく米~」
世界のお米に興味を持ち、その多様性や社会的背景について調査。備蓄米の重要性に関しても触れ、現代社会の課題に目を向ける姿勢が光ります。
今年の作品が示す傾向
受賞作品には、日常に潜む素朴な疑問を探求するものと、社会の動きに注目した作品がありました。前者は、普段の食生活の中から感じた疑問を掘り下げ、後者は時事問題や社会的な現象に対する理解を深める取り組みが評価されています。
これらの研究は全て、日常の出来事を当たり前とせず、深く考えることの大切さを教えてくれます。また、キユーピーの社員にとっても、新たな探求心を呼び起こす貴重な機会となりました。
子どもたちの未来をサポート
キユーピーは「キユーピーグループ 2030ビジョン」の中で、子どもたちの成長をサポートする姿勢を掲げています。自由研究や食育活動を通じて、次世代を担う子どもたちが「食」に対して抱く興味や関心を高め、将来の「生きる力」を育んでいくことが目標です。
このように、キユーピーは食を通じた教育や理解を深める活動を続け、多くの子どもたちとの対話を大切にしています。受賞作品やその背景にある思いをぜひ多くの人に知ってもらい、食卓に向かう新たな視点を得て欲しいと願っています。