祇園甲部の都をどり
2026-01-05 16:21:29

祇園甲部の伝統公演「都をどり」が迎える寛永行幸400年の幕開け

祇園甲部の舞の饗宴「都をどり」



2026年4月1日(水)から4月30日(木)の間、京都市東山区の祇園甲部歌舞練場で開催される「都をどり」。今年の公演は、寛永行幸400年をテーマにした『寛永行幸都華麗』。この公演は、京都の春の訪れを祝う華やかな舞の饗宴で、約50名の芸妓・舞妓たちが織りなす美しいパフォーマンスが見どころです。

「都をどり」は毎年行われる康楽芸能で、一般の観客でも気軽に楽しむことができます。お茶屋さんでの特別なおもてなしや、普段はお座敷でしか見ることのできない舞妓たちの舞を鑑賞するかけがえのない機会です。

演題の背景とその魅力



令和八年の公演『寛永行幸都華麗』は、徳川幕府の大御所・秀忠と三代将軍・家光が後水尾天皇を二条城に迎えた際に行われた饗応行事に由来しています。この大行事は、朝廷と江戸幕府の融和を示すものであり、日本の歴史において非常に特別な出来事でした。400年の時を経て、その文化や華やかさを現代に伝えることが女性たちの手によって見事に表現されます。

舞台は、明治5年の初演以来、同様のスタイルで行われる「総をどり」で始まり、浅葱色の美しい着物を身にまとった舞妓が一斉に登場します。全八景で構成されるこの公演では、寛永文化や京都の四季を感じさせる景色が毎年テーマとして取り入れられており、観客はその美しさに心を奪われることでしょう。

伝統と革新の調和



「都をどり」は戦後の厳しい時代を超え、今でも続く伝統的な公演です。特に一度も幕を下ろさずに行う舞台転換や、独特の振付により、観客は常に華やかな世界に引き込まれます。振付の指導は、人間国宝の五世井上八千代が行い、歴史的な京舞が現在に受け継がれています。

今年のポスターは、著名な日本画家・福田季生が描いたもので、彼の作品は京の女性をテーマにしたものが多く、視覚的にも楽しませてくれるものとなっています。毎年新調される京友禅の衣装や西陣織の帯は、美しさを際立たせ、公演に華を添えています。

チケット情報と観覧の流れ



「都をどり」のチケットは、2026年1月6日から公式HPで販売されます。料金体系は、茶券付一等観覧席7,000円から始まり、学生料金も設けられています。また、観客には公演前に特別なお茶席を設けており、京風の点前を通して素晴らしいひとときを過ごすことができます。この体験は、明治5年の初めに考案された「立礼式」で行われ、特に外国からの訪問客にも配慮がなされています。

祇園花街芸術資料館の開館



2024年には、祇園甲部歌舞練場内に「祇園 花街芸術資料館」がオープンし、舞妓や芸妓の文化を深く知ることができる貴重な場として注目されています。公演期間以外でも、展示や生の舞を通じて花街の魅力を楽しむことができる施設です。

まとめ



「都をどり」は、京都の伝統文化を体感できる特別な公演です。この華麗な舞の効果、伝統への敬意、観客との橋渡しを通して、私たちの心にも深く刻まれていくことでしょう。是非この機会に、祇園甲部の美しい文化を体感してみてください。特別な春のひとときを「都をどり」で味わうことができるのです。


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会社情報

会社名
学校法人八坂女紅場学園・祇󠄀園甲部歌舞会
住所
京都府京都市東山区祇園町南側570-2
電話番号

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