新たな炊飯革命、パナソニックのX9Dシリーズ
パナソニック株式会社が2025年9月上旬に新たに発売する「可変圧力IHジャー炊飯器 X9Dシリーズ」は、その名にふさわしく、最新の炊飯技術を駆使した進化型製品です。お米の品質に左右される炊き上がりをいかに均一に、そして美味しく仕上げるかを追求した本商品。その魅力を一つずつ探っていきます。
おいしさの鍵、「Wおどり炊き」技術
「Wおどり炊き」とは、パナソニック独自の圧力技術とIH(誘導加熱)技術を融合させた新しい炊き方です。この技術により、炊飯中の急減圧と高速交互対流が実現され、お米一粒一粒に均一に熱を通します。これによって、より甘みを引き出すことができるのです。
最新の「X9Dシリーズ」では、この技術に加え、「ビストロ匠技AI」を搭載。AIによる火加減・圧力の自動調整機能が大幅に向上し、約9,600通りもの炊飯条件から最適なものを選んでくれます。これにより、従来品よりも約8%も甘みを引き出すことが可能になりました。
多様なお米に対応するセンサー技術
今やお米の供給も様々な面で不安定になりつつあります。古米や保存状態の悪いお米も流通している中で、いかにおいしく炊き上げるかが求められています。このシリーズでは、「リアルタイム赤外線センサー」が新たに搭載され、お米の含水率を正確に検知。このデータを基に、炊き方を自動調整するため、古米でも約9%の甘みを引き出すことができます。
「うるおいキープ保温」機能
さらに、炊き上がったご飯を長時間美味しく保つ「うるおいキープ保温」機能も特筆すべきポイントです。この機能により、炊飯後30時間経過しても、鮮度を失わずに美味しさを維持します。忙しい現代人にとって、これは大変ありがたい機能といえるでしょう。
商品仕様と発売情報
- - 品名: 可変圧力IHジャー炊飯器 ビストロ
- - 品番: SR-X910D(5.5合炊き)/SR-X918D(1升炊き)
- - 色: ブラックまたはライトグレージュ
- - メーカー希望小売価格: オープン価格
- - 発売日: 2025年9月上旬予定
- - 月産台数: 5,400台
このように「可変圧力IHジャー炊飯器 X9Dシリーズ」は、伝統的な炊き方を現代の技術で洗練し、すべてのお米に合わせた最適な調理が可能な商品です。毎日のおいしいご飯を支え、食卓を豊かにするこのシリーズの登場を楽しみにしています。