マインクラフトで学ぶ創造力
近日、JTBの社員を審査員に迎えたマインクラフトコンテストが東京都で開催されました。このイベントは、NIJINアフタースクールが運営するもので、小中学生たちが自らのアイデアを元に「ホテル」をテーマにした作品を発表する機会です。
小学1年生の夢
530に参加した小学1年生の一人は「ホテルを作りたい」というシンプルながらも力強い思いから、この活動が始まりました。仲間たちと共にどんなホテルを作りたいのかを熱心に考え、都会的なスタイルや田舎の魅力をどのように表現するか、数時間にわたり議論を重ねました。
彼らのアイデアには「都会の綺麗なビルの中に位置するホテル」や、「自然を感じる田舎ならではのホテル」という二つの世界観がありました。地元の良さや特性を生かしたプロジェクトに取り組む中で、地方創生の重要性にも気づき、「田舎をテーマにしたホテルを作る」ことを決定しました。
審査員としてのJTB社員
このコンテストには、大手旅行会社JTBの社員である審査員が参加し、彼らの専門的な視点から子どもたちの作品を評価しました。また、観光業に精通した海外のシェアハウス経営者や旅行ライターも審査に携わり、子どもたちの独創的なアイデアに驚きを隠しきれない様子でした。
審査員は「どの作品も魅力的で、実際に行ってみたくなるような素晴らしいものだった」と称賛しました。子どもたちは、訪れた人が楽しめる工夫やアイデアを盛り込むことに力を入れ、その完成度は驚くほど高いものでした。
栄冠を手にしたグランプリ作品
最終的にグランプリを受賞したのは、小学6年生が作成したグランピング施設でした。彼らは瀬戸大橋の近くをイメージし、ジャムのテーマに沿った客室や、地元の新鮮な野菜を使用したBBQ設備を備えた魅力的なホテルをデザインしました。
受賞者は「ホテルの部屋に特にこだわったので見てもらいたい。JTBの社員が審査員とは驚いた。大人たちから評価してもらえたことが嬉しい」と語っています。また、「地元の魅力をもっと伝えたい。マインクラフトを通じてその可能性を広げたい」との意気込みも伺えました。
このコンテストを通じて、参加者たちは創造力を発揮し、仲間とアイデアを共有しながら、楽しさや学びを得る貴重な経験をしました。彼らの作品は、未来の宿泊業界を担う若い才能たちによるものであり、今後の成長に期待が寄せられます。
グランプリ作品はこちらからも見ることができます。
NIJINアフタースクールの理念
NIJINアフタースクールは、教育の可能性を広げることに力を入れています。メタバース空間を通じて、放課後の孤独な時間を解消し、異なる年齢や地域の仲間との交流を促進することで、子どもたちの創造性や表現力を高めています。
私たちが未来に向けて夢を叶え、地方の魅力を再発見するこのような活動は、地域社会の活性化にも大きく寄与することでしょう。教育改革と地方創生の架け橋として、NIJINは今後も積極的な取り組みを続けていきます。