パスコが新たに提供するエリアマーケティングツール「MarketPlanner Desktop」

概要

株式会社パスコが2023年8月19日、新たに提供を開始した「MarketPlanner Desktop」は、小売業やチェーンストア向けに特化したエリアマーケティングソリューションです。このツールの特徴は、簡単な操作で多様な分析が可能であり、様々な業界での意思決定や戦略立案を効率的にサポートする点です。

サービスの背景

パスコは、2003年から「MarketPlanner GIS」を通じて、高度な解析を必要とする店舗開発部門に対してエリアマーケティングツールを提供しています。この人気ツールは、累計1,500ユーザーに利用されてきました。近年、GISを活用したエリアマーケティングは、小売業にとどまらず多くの業界で重要な役割を果たしています。これに応じて、操作性や機能を大幅に改良し、名称も「MarketPlanner Desktop」としてリニューアルしました。

MarketPlanner Desktopの特長

「MarketPlanner Desktop」は、地図データと様々な統計データを組み合わせたGISツールです。このツールでは、以下のような機能を利用できます。

1. 全国に対応した商圏分析

サービスは日本全国で商圏分析が可能で、1年単位の契約を通じて、変化する市場に柔軟に対応できます。

2. シンプルな操作での高機能

ユーザーは、以下の3つの機能を使って簡単に分析を行うことができます：

- 店舗開発：候補地周辺の人口や世帯数を解析し、競合店舗を考慮した来店確率を算出することで売上予測を立てることが可能です。
- 販売促進：対象地域の人口や世帯数を視覚的に示すレポートを生成できます。
- 拠点・テリトリー分析：物流拠点と顧客の位置関係から効率的な配送網のシミュレーションを行えます。

3. 性能向上

「MarketPlanner Desktop」は、無駄な処理を排除し、処理速度を向上させているため、よりスムーズな操作が可能です。標準搭載されたデータには、道路ネットワークや推計年収データも含まれます。

今後の展望

パスコは、今後もユーザーのニーズに応える製品の開発を続け、より多様な業種においても広く利用されることを目指しています。市場の変動に柔軟に対応できる「MarketPlanner Desktop」は、今後の店舗開発や市場分析において重要なツールとなることでしょう。

詳しいサービス内容については、パスコのサービス紹介ページをご覧ください。