2025年正月明けにダイエット意識が高まる理由とは

正月明けに浮上するダイエットへの意識

2025年の年明けも、いつも通り多くの人々が新年を迎えました。年末年始には、クリスマスやお正月、初売りなどの催しが目白押し。これらのイベントは、美味しい食事やお菓子が溢れるため、つい食べ過ぎてしまうという方も少なくありません。これに伴って、体重が増えたことを実感している人が多いという現実があります。

新宿消化器内科クリニックが実施したアンケート調査では、240人の男女に対してダイエットに関する意識を調査した結果、実に8割以上の人が、正月太りを経て「ダイエットしたい」と考えていることが明らかになりました。これは一体どのような背景から来ているのでしょうか。

アンケート結果から見える皆の心境の変化

調査によると、年末年始の過ごし方は普段と異なり、贅沢な食事や飲み過ぎがつきものです。結果として、体重が増えたと感じている人はなんと5割を超えました。さらに、体重を測っていないという人も2割ほどおり、これから体重計に向かう勇気を持とうとしている姿が垣間見えます。正月太りを実感した人々が、今後の健康管理を考え、「ダイエット」を新しい目標として掲げる意識が強まっています。

具体的に「痩せたい部位」とは

アンケートでは、どの部位を重点的にダイエットしたいかという質問も行いました。その結果、約9割の人が「お腹や腰回り」を挙げており、年末年始の豪華な食事が影響していることが伺えます。この他、顔周りや太もも、さらには腕やお尻など、肥満が気になる部位が多岐にわたることから、ダイエットへの高い意識が感じられます。

どれくらい体重を落としたいのか

ダイエットを始めるにあたり、どのくらい体重を減らそうと思っているのかを尋ねた結果、5～7kg程度を目指す人が全体の2割を占めました。つまり、元の体重やダイエットにかける期間にもよりますが、増えた体重を取り戻したいと考える人が多く、現実的な目標を設定していることが理解できます。

ダイエットに取り組む方法は？

実際にどのようなダイエットを実践しているのか、アンケートによると「食事制限」が最も多いことが分かりました。これは、簡単に始めることができるため、手軽な方法として広く支持されていると考えられます。それに加えて、有酸素運動を取り入れる人も多く、ウォーキングやジョギングなど、日常的に行いやすい運動が推薦されています。

成功率もダイエットにおいて重要

ダイエットを行った際の体重減少についても尋ねた結果、3～5kg減量した人が多いという結果に。多くの人が2～7kgの範囲で変化を感じており、成功体験を持つ人が多数存在することが確認されました。

しかし、成功があったとしてもリバウンドは避けられないリアル。約6割の人がダイエット後にリバウンドを経験しているとのことです。ゆえに、ダイエットには継続的な意識が不可欠であると言えるでしょう。受け入れやすい運動や食事法によって、リバウンドを防ぐためのコツが重要となります。