男性教員の育休について考える
近年、男性の育児休業取得率が増加しています。特に教員においては、2021年度の男性育休取得率は9.3%と、前回2018年度の2.8%から飛躍的に向上しています。しかし、公立学校約32,000校の中で、実際に育休を取得した男性教員の数は1,603名に過ぎません。このような現状を受け、教育に関わる男性教員の育休取得を促進するための情報提供が求められています。
その中で、株式会社クジラボは「教育のオープン化」をミッションに掲げ、9月17日(火)21:00からオンラインイベント「男性教員の育休トーク~4人のパパ先生のリアルな声をお届けします~」を開催します。このイベントは、育休を考えている男性教員やその家族向けに設計されています。
イベントの概要
このオンラインイベントは、実際に育休を取得した4名の男性教員が、自身の体験を通じて育休の意義や実情を語るものです。育休取得に至る経緯や、育休中の生活、復帰後の職場環境の変化について、参加者との対話形式で行います。
さらに、少人数グループでの交流や質疑応答のセッションも設けられており、参加者は直接育休のリアルな声を聞けるチャンスです。このように参加者の不安を解消し、育休取得に向けた具体的なイメージを持ってもらうことが目指されています。
ターゲット
このイベントは特に、以下のような方々におすすめです。
- - 育児と仕事の両立に悩んでいる男性教員
- - 育休を取得したいが具体的なイメージを持てない男性教員
- - 教員の夫を持ち、育休取得を考えている夫婦
クジラボの理念
株式会社クジラボは教育のオープン化を推進し、教員のキャリア支援に力を入れています。2024年8月には、1,000件以上のキャリア相談実績を持ち、教員が自らの生き方を見つけるサポートを行ってきました。育児休業の取得が進むことで、教員が自分らしい働き方をし、子どもたちにも良い影響をもたらすと考えています。教育において育休が持つ重要性が広く認識されるよう、一歩一歩進んでいく姿勢を示していきます。
このイベントを通じて、育休に関する意識の向上や、男性教員の育休取得促進のための社会的な理解が深まることが期待されています。参加申し込みは予約制で、詳細はクジラボの公式ページにて確認できます。
終わりに
このような取り組みの一環として展開されるイベントは、今後の男性教員のキャリアとライフスタイルに変革をもたらす重要なステップです。多くの方が参加し、有意義な交流を持つことができる機会として、ぜひご利用ください。