ぐるなび、2026年3月期第1四半期決算を発表
株式会社ぐるなびが、2026年3月期の第1四半期決算を発表しました。売上高は前年同期比で7%増の30億8千万円と、概ね計画通りに推移し、着実な成長を見せています。これにより、各利益も計画を上回る好調な進捗を示しています。
成長投資とコストコントロール
この四半期では、飲食店支援事業の強化を目的とした人員の増強を実施しつつ、コスト管理を徹底して行いました。その結果、利益創出力が向上し、第2四半期以降でもこの傾向を維持できる可能性が高まっています。さらに、次年度にはその効果がフルに寄与することが期待されています。
外食業界活性化に向けた戦略
ぐるなびは、飲食業界の活性化を目指し、「外食機会の拡大」と「外食人口の増加」を実現するダブル効果を狙っています。このため、楽天グループとの連携を強化し、楽天エコシステム内での「楽天ぐるなびサイト」のプレゼンスを向上させる方針です。特に、楽天ID連携会員のユーザー基盤の拡大に貢献しており、その結果、予約件数や送客人数の増加が期待されています。
楽天カードとの協業
さらに、秋には楽天カードとの協業を通じて、「楽天カード連携」の取り組みを開始します。この施策は、楽天会員基盤を活用したネット予約の拡大を目的としており、ユーザーに多様な特典を提供します。また、幹事ランク制度との組み合わせにより、繰り返し利用や大人数での集まりがよりお得に楽しめる仕組みを構築します。
食のサステナビリティサイトの開設
加えて、ぐるなびは「食のサステナビリティ」をテーマにした情報サイトも立ち上げました。このサイトでは、気候変動による農水産物の影響や食材ロス問題といった課題に対処するため、食文化の魅力を多くの人々と共有し、サステナブルな食の未来をともに創造する取り組みを紹介しています。具体的には、行政や自治体との連携を強化し、食に関するデータを活用した活動を展開していく方針です。
未来に向けて
ぐるなびは「日本の食文化を守り育てる」という理念の下、今回の取り組みを通じて、飲食業界全体の活性化を目指しています。今後のさらなる成長が期待され、業界内でも注目される存在であり続けることでしょう。是非、公式サイトや最新のIR資料にも目を通してみてください。
詳細情報は
こちら。
また、食のサステナビリティに関する情報は、
こちらから確認できます。