応用地質の新しいAIサービス「OXプラットフォーム」とは
応用地質株式会社が展開するインフラ点検AIサービス「OXプラットフォーム」が始まりました。このサービスは、コンクリート構造物を中心とした社会インフラの点検業務を効率化することを目的としています。AI技術の導入により、従来の目視による点検作業やCADによる設計作業を自動化し、全体の作業効率を大幅に向上させることが期待されています。これによって、点検業務の生産性が高まり、作業者の負担軽減も見込まれます。
OXプラットフォームの特長
「OXプラットフォーム」は、AIによるひび割れ検出モデルや多様な解析モジュールを活用し、特定のインフラ点検業務に特化したアプリケーションを簡単に構築することができます。従来の方法に比べ、短期間で高精度のアプリケーションが開発できるため、コストを抑えつつも質の高いサービスを提供可能です。このプラットフォームを利用することで、ゼロからAIアプリケーションを開発する必要がなく、多くの問題を迅速に解決できるメリットがあります。
今後の展望
さらに、OX社は有償のカスタム開発オプションも設けており、顧客のデータを基に検出精度を向上させたり、独自解析モジュールを統合したりする機会も提供します。2024年度内には、いくつかの企業と連携したサービスのリリースを予定しており、様々な分野でのAIによる点検効率化が進む見込みです。
特に、道路、トンネル、橋梁、プラントなどのインフラ設備に対して、OXプラットフォームを通じた効率的な点検サービスの提供が期待されます。このような取り組みを通じて、当社グループ全体で社会インフラの点検サービスを提供し、持続可能な社会の実現に向けて貢献していく所存です。
お問い合わせ情報
サービスに関する詳細や利用を希望されるお客様は、株式会社OXの野崎俊紀までご連絡ください。電話番号は03-5422-7155、メールは
[email protected]で承っております。
この「OXプラットフォーム」により、AIがもたらす新たな可能性が広がり、より安全で快適な社会インフラの構築に寄与していくことが期待されています。