倉敷市で新たに誕生する「竹林のスコレー」中学部
近年、子どもたちの多様な学びを求める声が高まる中、倉敷市にあるオルタナティブスクール「竹林のスコレー」が、新しい中学部の設立に向けたクラウドファンディングを開始しました。この取り組みは、特定非営利活動法人こうのさとが運営しており、その目的は、子どもたちが自然体験や職業体験を通じて「人生をデザインする力」を身につけることです。
不登校の子どもたちへの新たなアプローチ
最近、不登校の児童生徒数が増加していることから、多様な学びの場が必要とされています。「竹林のスコレー」の中学部は、自然に囲まれた環境での体験学習や地域に密着した職業体験を重視し、子どもたちの主体性や創造力を育むことを目指しています。このような教育を通じて、子どもたちは自分自身で未来を切り開く力を養うことができるのです。
「ぷち丁稚」で地域とのつながりを
特に注目すべき活動は「ぷち丁稚」という職業体験プログラムです。このプログラムでは、技術や知識を持った地域の大人と直接関わる機会を提供し、子どもたちがさまざまな実践を通じて成長を遂げられるようサポートしています。地域の人々との交流を深めることで、学んだことを実生活に生かす力が育まれます。
クラウドファンディングでの支援を呼びかけ
この新たな中学部設立に向けて、クラウドファンディングプラットフォーム「READYFOR」にて支援を募っています。プロジェクトの目標金額は500万円で、その資金はカリキュラムの開発、学習環境の整備、運営費などに充てられる予定です。
支援の詳細
支援者には、様々なリターンが用意されています。たとえば、20,000円の支援者には竹林のスコレーBBQに参加する権利や、旬の味覚を詰め込んだセットが贈られることもあります。また、60,000円の支援者には竹灯籠に名前を入れた特別な作品が提供されます。
未来の子どもたちへの責任
「竹林のスコレー」中学部の設立は、子どもたちが自分の学びを追求し、未来を切り開くための大切な一歩です。地域全体が子どもたちの成長を見守り、共に歩んでいく姿勢が求められています。このプロジェクトに参加し、未来を担う子どもたちのための環境作りに協力しましょう。
概要
- - 期間: 2025年3月24日12:00~4月30日
- - プロジェクトページ: READYFORプロジェクトページ
- - 運営団体: 特定非営利活動法人こうのさと
- - 所在地: 岡山県倉敷市
- - 設立年: 2021年1月
この取り組みを通じて、子どもたちが自分の人生を自らデザインできる力を身につけることを願っています。今後の展開にご期待ください。