CAMPERLABがパリで初のファッションショーを開催！新しい魅力に迫る

CAMPERLABが初のファッションショーをパリで開催！

最近、パリ・メンズファッションウィークでCAMPERLAB（カンペールラボ）がブランド初のショーを行いました。この興奮に満ちたイベントは、新クリエイティブディレクターであるAchilles Ion Gabriel（アキレス・イオン・ガブリエル）のもと、特別な会場で展開されました。

ショーの開催場所は、パリの62 Avenue de la Républiqueに位置する現在使われていない立体駐車場です。この独特な空間は、靴職人から本格的なファッションブランドへと進化を果たしたCAMPERLABの象徴的な舞台とされています。この場所で行われたショーは、まるで別世界に迷い込んだかのような体験を提供しました。スモーキーな照明と薄暗い空間に蛍光灯が灯る様子は、ディストピアとユートピアの幻想的な融合を体現し、観客の視線を惹きつけました。

また、ショーのスタイリングではメイクをInge Grognardが、ヘアスタイリングをLouis Ghewyが担当し、エンジンオイルに染まり、汗をかいたキャラクターたちがムードを盛り上げました。CAMPERLABのクリエイティブな特徴は、その気まぐれな性質と新しいアイデアが常に流入する実験室としての姿勢にあります。これが、対照的な要素が融合する世界と特定のキャラクターを中心に構築されたデザイン哲学に繋がっています。

今回のショーにおいては、キャスティングディレクターのChouaïb Arifの協力のもと、多様なモデルたちが登場しました。ユニセックスコレクションの着用者には、潜在的なストリートキャストから、Lia LiaやGigi Goode、Matt Ox、Coucou Chloeなどのカルチャーアイコン、そしてRaya MartignyやSven Marquardtといった個性的なキャラクターたちが揃い、ブランドのユニークな個性を引き立てていました。

さらに、新作スニーカー「TORNADO（トルネード）」のアウトソールには、まるでスパイクのような感覚が！このシューズは、CAMPERLABのベストセラー「TORMENTA（トルメンタ）」にインスパイアされ、サングラスのデザインにアレンジされています。歪んだグリッドのパターンが、慣れ親しんだデザインを再解釈しており、トロンプルイユのタータンチェックのスーツを通じて表現されています。

ショーにはオーバーサイズのプリントデニムコートのほか、CAMPERLABの定番となるクロコダイルエンボス加工のレザーや、ヴィンテージ風のレザーをまとったフルコーディネートも登場しました。レザー小物のラインナップも拡大し、「LAUKKU」や「BIG LUNSS」といった新しいフォルムが追加されています。

今回のショーでは、CAMPERLABのブランドロゴとモノグラムが刷新された特別なシーズンとなりました。これは、親会社であるCamperから独立した存在としてCAMPERLABが成熟し、新たな変化を象徴すると同時に、ブランドの本質を再確認させるものでした。

創業からこれまで、CAMPERLABは最先端のテクノロジーと革新的デザインを融合させたハイエンドなアイテムを展開しています。その独創性や繊細さは、ファッション界でも注目を集め続けており、今後の展開にも期待が寄せられます。2020年から始まったAchilles Ion Gabrielによる新たなデザイン哲学は、「シンプルで洗練された、さりげない皮肉を感じる」スタイルを提案し、常に進化を続けています。彼らのアイテムは、カンペールの公式オンラインストアや新宿フラッグスなどで楽しむことができます。

今後もCAMPERLABがどのように成長し、ファッション界に影響を与え続けていくのか、目が離せません。