エンゲージメント向上に向けて
2025-10-08 11:04:42

仙台市とカクナルが築く職員エンゲージメント向上の新戦略

仙台市とカクナルが構築する職員エンゲージメント向上プラン



連携開始の背景



株式会社CAQNAL(カクナル)が仙台市と協力して職員のエンゲージメントを向上させるための調査を実施することが発表されました。この連携は、令和7年度に行われる「職員エンゲージメント調査・分析」を目的としています。エンゲージメントが高い職員は、仕事への貢献意欲が強く、結果的に市民へのサービス向上にも繋がるとされています。

最近のデータによれば、総務省が行った調査では地方公務員試験の受験者数が過去10年で約28%減少しており、若手職員の離職率が高まる状況です。このような中、仙台市では職員のエンゲージメントを向上させるために具体的な施策を実施する必要性が指摘されています。

調査の目的と内容



CAQNALは、仙台市において特に総務局の職員約130名を対象に、カスタマイズした設問で調査を行います。この調査は無償で提供され、その結果に基づいてフリーコメントの分析やヒートマップによる可視化など、多様な手法を用いて多角的に分析されます。

この調査により得られた結果は、仙台市の職員エンゲージメントを向上させるための具体的な改善策が立案される基盤となります。CAQNALは、他自治体での経験を活かし、単なる調査結果の提供にとどまらず、実行可能な対策を設計、実行支援までを一貫して行う姿勢を持っています。

施策の実施時期と今後の展望



調査は令和7年9月に実施され、その後に集計・分析結果に基づく施策の案を考え、最終報告を行う予定です。この取り組みは仙台市への無償提供であり、両者は広報活動においても連携を図ります。

CAQNALの中島篤代表は、この連携を非常に光栄に思い、「職員のエンゲージメントが高まることが市民サービスの向上にも繋がる」と意気込みを語っています。また、同様の課題を抱える他の自治体に対しても、簡易版エンゲージメントサーベイの無償提供を検討しているとのことです。

中島篤のプロフィール



中島篤代表は1976年生まれで、東北学院大学を卒業後、スターバックスコーヒージャパンやユニクロでの経験を経てCAQNALを設立しました。彼は人事部門やコンサルタントとしての経験を活かし、地方創生や働き方改革に力を入れています。中島氏のブログやソーシャルメディアでも、単なる調査結果を超えた実効性のある施策の模索が語られています。

まとめ



今回の仙台市とCAQNALの共同プロジェクトは、職員エンゲージメント向上の重要性を認識した上で行われており、市民サービスの向上に向けた革新的な戦略と言えます。仙台市が抱える課題と向き合いながら、職員の意欲を高める施策がどのように展開されるか、今後の動向に注目です。


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会社情報

会社名
株式会社CAQNAL
住所
東京都港区六本木7-12-2R7ビルディング SPACES六本木
電話番号
03-6823-7524

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