免疫機能を考える
2025-10-31 14:12:10

発酵食品の免疫機能に関する新研究を現地で発表したオリゼ

オリゼが発酵食品の免疫機能を探索



日本の伝統的な発酵技術を活かした商品開発を行う株式会社オリゼ (本社:東京都渋谷区) が、東京科学大学との共同研究の成果を「第21回 日本食品免疫学会学術大会(JAFI2025)」で発表しました。この発表は2025年10月2日から3日の間に行われ、米麹製品が免疫機能に与える影響を検討するものでした。

研究の意義と目的


最近、発酵食品の成分には腸内環境の改善や血糖値の調整など、健康に寄与する機能があることが期待されています。特に米麹は、日本の発酵食品の重要な素材で、味噌や醤油、日本酒など多くの食品に使われています。しかし、これらの食品が免疫系に及ぼす具体的な影響については、実際の科学的な検証が不足していました。そこで本研究では、米麹を用いた甘酒、甘味料、さらには米麹グラノーラを対象に、その免疫機能への影響を調べることが目的とされました。

研究成果


研究の結果、米麹を利用した製品が免疫細胞の活性化を促すことが確認されました。具体的には、B細胞やT細胞が活性化され、このことは非常に重要な発見です。また、米麹グラノーラもコントロールサンプルと比較して高い活性を示しましたが、甘酒や発酵甘味料に比べるとその活性は低い結果となりました。この結果からは、使用する原材料や製品の加工過程が免疫細胞の働きに一定の影響を与える可能性があることが示唆されました。

この研究は、米麹甘酒だけでなく、その派生商品である米麹発酵甘味料や米麹グラノーラが免疫応答に寄与する可能性を示す初めての科学的な証拠となるでしょう。今後の研究では、これらの食品がどのように免疫機能に作用するのかを分子レベルで解明し、健康に貢献する新しい商品開発へつなげていく予定です。

学会発表の詳細


  • - 学会名: 第21回 日本食品免疫学会学術大会(JAFI2025)
  • - 会期: 2025年10月2日~3日
  • - 発表演題: 「米麹由来の甘味料およびその加工食品による免疫機能に関する解析」
  • - 発表者: 河原あい(東京科学大学・国際医工共創研究院・未病制御学、株式会社オリゼ)、安達貴弘(東京科学大学・国際医工共創研究院・未病制御学)他3名

オリゼの甘味料について


株式会社オリゼが提供するオリゼ甘味料は、米麹を発酵させて作られた糖分から得られる優しい甘さが特長です。この甘味料は、飲食店や菓子製造業者に広く採用されており、健康を意識した砂糖の代替品としても注目されています。また、オリゼは古米や規格外の米をアップサイクルして商品を作る技術を持っており、サステナブルな社会づくりに寄与しています。

株式会社オリゼのミッション


オリゼは、「FIVE WIN」という理念のもと、生活者、製造者、地球環境、伝統文化、企業成長の五つの要素を全て考慮した価値提供を目指しています。発酵技術を利用して社会課題を解決し、食以外の分野でもイノベーションを促進しています。

詳細については、ぜひオリゼの公式ウェブサイトを訪れてみてください。701
  • - 株式会社オリゼ
  • - 住所:東京都渋谷区道玄坂1-10-8 渋谷道玄坂東急ビル2F-C
  • - 企業サイト:www.oryzae.site
  • - メール:[email protected]
  • - 電話番号:080-9537-6584


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会社情報

会社名
株式会社オリゼ
住所
東京都目黒区大橋 2丁目6-12佐藤フラッツ301
電話番号

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