子どもたちと描く！神戸の海を知るぬり絵図鑑の展示

ぬり絵で生まれた神戸の海の多彩な魚たち

神戸市中央区に位置するアトアでは、MBSお魚博士とのコラボ企画、「神戸の海のおさかな全183種大図鑑」がついに完成しました。この図鑑は、子どもたちと一緒に色を塗ったおさかなのぬり絵を集めたもので、2024年11月9日から17日まで期間限定で展示されます。

魚たちの個性を色で表現

このプロジェクトは、神戸の海に生息する魚たちを知る機会を提供するものとして、地域の子どもたちに参加を呼びかけました。展示される図鑑は、2023年度の「環境DNA調査」で確認された183種の魚たちに基づいて作成されています。11月2日と3日に行われた「神戸グルメディスカバリー」では、子どもたちが一つ一つの魚のぬり絵に挑戦し、大いに盛り上がりました。

参加したのは、関西の人気演劇ユニット「神戸セーラーボーイズ」のメンバー。彼らのサポートにより、子どもたちは全183種のぬり絵を完成させることができました。このイベントでは、また、さかなクンとして知られる魚の専門家も特別参加。さかなクンが色を塗った作品も展示され、魚の魅力を多角的に体験することができます。

展示で広がる知識と理解

展示される図鑑は、魚の種類の豊富さだけでなく、それぞれの魚が持つ特性や生態について学ぶ良い機会です。子どもたちが自分たちで描いた魚を通じて、神戸の海の生態系の多様性を感じ、一緒に学び合うことができるでしょう。展示はアトアの3階、GALLERY 探求の回廊で行われ、観覧料は無料ですが、入場するためには別途入場料が必要です。