浅草時代屋、日本文化体験の10周年を祝う
浅草に拠点を置く株式会社時代屋が2024年に、観光人力車や着物レンタル、日本文化体験を提供する事業の10周年を迎えました。この10年間、時代屋は多様な日本文化の体験を通じて、訪日外国人客のニーズに応えてきました。今年の新たな試みとして追加された「寿司握り体験」について詳しくレビューしていきます。
10年の歩みと多様化する体験メニュー
時代屋は、2014年に日本文化体験施設である「江戸蔵」を開設し、着物レンタルや日本文化体験をスタートさせました。この過程で、彼らは日本の伝統文化をもっと多くの外国人に体験してもらうために、様々なプログラムを提供してきました。これまで、茶道、書道、華道から、居合道や甲冑を使った体験、さらには三味線や和太鼓の演奏など、多様な日本文化に触れられる機会を作ってきました。
COVID-19という未曽有の危機にも関わらず、時代屋は事業を続け、インバウンド需要が回復する中で新たなサービスの追加を実現しました。40種類以上の文化体験が利用できる現在、時代屋のスタジオは訪問客にとって日本文化を身近に感じる場となっています。
新たに追加された「寿司握り体験」
2025年1月から開始される「寿司握り体験」は、築地玉寿司との提携による新しい文化体験です。100年以上の歴史を持つ築地玉寿司のベテラン板前が、参加者に本格的な寿司の握り方を詳しく教えます。体験後には、自ら握った寿司を楽しむことができるため、食を通じた日本文化の魅力を存分に味わえる機会が提供されます。また、時代屋のプランにはフリードリンクも含まれているため、満足感も高まります。
この新しい体験を通じて、外からの観光客にも日本の「食」の深さと楽しさを伝えることができるのは、時代屋にとって大きな成果となるでしょう。
「おもてなしの心」を大切に
文化体験を担当する有田さんは、訪日外国人に日本の美しい文化を体験してもらえるよう、日々の取り組みを工夫しています。「ただ着物を着せるだけではなく、着物選びや着付けの過程も含めて日本文化体験」と考えているそうです。そのため、訪問客一人ひとりを大切にし、彼らにとって特別な時間を提供することを心掛けています。時代屋に訪れることで、自国文化と異なる日本の文化に触れ、また次回の訪問を楽しみにする気持ちを持って帰っていただきたいとのことです。
未来へ向けた取り組み
時代屋では、今後も東京都台東区の浅草という観光地の魅力を生かしながら、次世代に日本の伝統文化を伝えていく取り組みを続けるとしています。また、浅草で唯一の人力車の運営を通じて、日本文化の魅力を発信し続けます。
【会社概要】
- - 会社名:株式会社時代屋
- - 所在地:東京都台東区雷門2-3-5
- - 代表者:藤原英則
- - 設立:1999年
- - URL:時代屋公式サイト
【お問合せ先】
浅草での日本文化体験を通じて、訪日外国人にとって記憶に残るひとときを提供する時代屋から目が離せません!