新しいモバイルチケット「QUICK TRIP Ticket」導入で小國神社へのアクセス改善

交通アクセスが大きく変わる！「QUICK TRIP Ticket」の魅力

静岡県の周智郡にある小國神社は、年間85万人が訪れる人気の観光スポットですが、周辺に公共交通機関が少なく、アクセス面での課題がありました。これに応える形で、レシップ株式会社と秋葉バスサービス株式会社は、モバイルチケットシステム「QUICK TRIP Ticket」を導入し、小國神社へのアクセスを改善するバス路線「小國神社・開運線」を新設しました。

公共交通の改善がもたらす変化

小國神社は訪れる人にとって特別な場所であり、特に年末年始や紅葉シーズンになると、訪問客が多くなります。しかし、その立地のため、多くの場合は自家用車や観光バスに頼らざるを得ず、交通渋滞や環境への負担が問題となっていました。新たな「小國神社・開運線」により、JR袋井駅と小國神社を結ぶ便利なバスが運行されることで、これらの問題の解決が期待されています。

大人も子供も使いやすいチケットシステム

「QUICK TRIP Ticket」は、アプリ不要でWEBブラウザ上でチケットを購入することができるため、簡単に利用が可能です。さらに、チケットは日本語を含む7カ国語に対応しており、外国人観光客にとっても便利と言えるでしょう。利用開始日は2025年10月1日で、実証運行は10月3日から始まります。

購入できますチケットは、袋井駅から小國神社前への片道乗車券（大人800円、小児400円）や、遠州森町バスターミナル・天浜線遠州森駅から小國神社前への片道乗車券（大人400円、小児200円）です。これにより、バスの利用がさらにしやすくなります。

持続可能な観光業を目指して

これまで小國神社へのアクセスが困難であったため、地域の持続可能な観光業の促進が重要な課題でした。このバス路線の新設は、地域のさまざまな団体との協力を経て実現され、約50年ぶりに公共交通の選択肢が増えることになります。観光客の皆さんが自家用車ではなく公共交通機関を利用することで、環境負荷を軽減し、地域の活性化に寄与することが期待されています。

新しい「QUICK TRIP Ticket」を利用して、便利で快適な移動を楽しんでみてはいかがでしょうか。観光地へのアクセス改善という一歩を踏み出したおかげで、より多くの人々が小國神社を訪れることができるでしょう。