結婚式に対する意識調査の新たな結果
カジュアルウェディングを手がける「スマ婚」とウェディングフォトの「studio LUMINOUS」を運営するタメニー株式会社が、20~59歳の未婚男女211人を対象に行った結婚式に関するアンケート調査が話題を呼んでいます。この調査では、結婚関連のセレモニーに対する希望やその背後にある理由を明らかにしました。
セレモニーを開催したいと考える人が多い理由
調査によると、全体の30.4%が結婚式などのセレモニーを開くことに興味を抱いていると回答しました。興味深いことに、結婚式そのものの開催に対する期待感は年々高まっていることが示されています。しかしその一方で、セレモニーにかける予算は次第に厳しくなる傾向にあります。特に「費用を抑えて参加しやすくする」という要望が43.5%に上るなど、経済的な側面が重視されています。
参加したいセレモニーの種類
挙式や披露宴、リゾート挙式といった結婚式に関するさまざまなスタイルが登場する中で、今年の調査結果が示した人気ランキングでは、「挙式」が64.5%で1位を獲得し、その後に「披露宴」(53.6%)や「リゾート挙式」(32.2%)が続きました。特に注目されるのは、参加者が挙式だけでなく、披露宴やフォトウェディングといった複数のセレモニーを組み合わせたいというニーズが増加している点です。また、リゾート挙式に対する興味が前年から低下したことも影響して、経済的な現実を反映した形での選択が求められていることがうかがえます。
年代別のセレモニーを開く理由
世代ごとにセレモニーを開く理由も大きく異なります。20代は「自分らしさ」や「祝ってほしい」との気持ちが強く、56.9%が「自分の記憶に残る1日を作りたい」と回答しました。30代では「両親や家族への感謝」が強調され、40代は「感謝・披露のため」が上位に。50代になれば「義務感」なる声も聞かれるなど、歳を重ねるにつれ、セレモニーに対する思いが多様化していることが浮き彫りになります。
セレモニーにおける重視ポイント
セレモニーを開く際の重視すべき点についての調査も興味深い結果を示しました。「費用を抑える」ことが43.5%で最も多く、次いで「交通の便の良さ」が42.9%に達しました。また、おいしい料理や飲み物を用意すること、遠方からの参加者への配慮も鍵となる要素に。特に、20代は「遠方からの参加者に宿泊先を提供する」ことが優先順位が高いことが注目されています。
セレモニーを平日に開催したい人が増加
セレモニーの開催日については、全体的に平日の開催を希望する声も多く、特に20代では47.5%が平日開催に前向きという結果となりました。これまでの結婚式は土日祝日という常識が多かった中、世代を超えて「参加しやすい」ことを重視する傾向が強まっており、こうした流れは今後も加速することが予想されます。
このように未婚男女の結婚式に対する意識は、費用の制約や参加者への配慮を含めて多様化しています。今後のセレモニーのスタイルは、自由と参加しやすさを両立した形で進化していくことでしょう。
タメニー株式会社について
タメニー株式会社は、結婚相談やプロデュース、婚活支援を手がける企業です。「スマ婚」をはじめとするカジュアルウェディング事業や、さまざまな婚活サービスを提供しています。今後も、時代に即した新しいセレモニーの形が十分に実現されることを期待したいですね。