都筑製作所がArcserveを用いてランサムウェア対策を強化しデータ保護を実現

都筑製作所が挑む、Arcserveによるランサムウェア対策



2026年5月22日、株式会社都筑製作所がArcserve Japanと連携し、バックアップデータのオフライン保管方式を導入したことが発表されました。この取り組みは、増加するランサムウェア攻撃に対抗するための意義深い一歩として捉えられています。

都筑製作所のバックグラウンド



1944年に創業した都筑製作所は、自動車部品や建設機械用部品の製造を専門とする精密部品メーカーです。同社では「バックアップは、取得するよりも復元することが重要」という信念のもと、バックアップ運用の内製化を目指し、2017年には統合バックアップとリカバリを行う「Arcserve Unified Data Protection(UDP)」を導入しました。これにより、約63TBのデータを自社で確実に復元できる体制を築きました。

進化するバックアップ体制



その後、2019年に自然災害をきっかけに、リアルタイムでのデータ複製を可能にするレプリケーションソフトウェア「Arcserve Replication」を導入しました。これにより、県外データセンターへのバックアップを強化し、広域での災害対策を実現しました。

しかしながら、製造業におけるランサムウェア攻撃は急増しており、特にバックアップデータそのものを狙った攻撃が多発しています。最近行われた「ランサムウェア攻撃に関する意識と実態調査」によると、被害に遭った企業の約9割でバックアップデータが暗号化されてしまったことが明らかになりました。

オフライン保管への移行



そこで、都筑製作所ではランサムウェア対策を強化するために、バックアップデータのオフライン保管を導入することを検討しました。選択肢には専用のイミュータブルストレージや通常はネットワークから切り離す運用方法が考えられましたが、最終的には過去の運用経験があり管理の容易さを持つテープによるオフライン保管方式を選択しました。

テープ保管は、既存のArcserve UDPライセンスに含まれている「Arcserve Backup」の機能を利用することで、追加コストを抑えた形での導入が可能でした。Arcserve Backupは長い歴史を持ち、強力なテープバックアップを特徴とする実績あるソフトウェアです。

導入の効果と今後の展望



現在、都筑製作所では業務サーバのデータをバックアップサーバへ集約した後、オフライン状態で保管されるテープに転送しています。このアプローチにより、ランサムウェアによるデータの暗号化リスクを大幅に低減することができています。

今後、都筑製作所はArcserveの製品群を活用した遠隔地保管やテープによるオフライン保管を段階的に組み合わせることで、よりコストパフォーマンスと実効性を兼ね備えたデータ保護基盤を築くことを目指しています。また、社内教育や運用の改善を継続的に行い、製造業に求められる事業継続性とデータ保護の強化を推進していく方針です。

さらに深く知りたい方へ



詳細な導入事例については、こちらをご参照ください。また、Arcserve Unified Data Protection(UDP)や他の製品情報については、Arcserveの公式サイトをご覧いただくことをお勧めします。

会社情報

会社名
arcserve Japan合同会社
住所
東京都千代田区神田神保町 1-105神保町三井ビル
電話番号
03-4520-0637

関連リンク

サードペディア百科事典: 長野県 バックアップ Arcserve 都筑製作所

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