ハレクラニ沖縄が新たなリーダーを迎えます。2025年4月1日付けで福永健司氏が新総支配人に就任し、これからのホテル運営を担うことが決まりました。福永氏は、フランス系リゾート企業や都心の会計事務所で経験を積んだ後、スターウッドホテルズ&リゾーツ(現マリオットインターナショナル)に入社。その後、数々の著名ホテルで総支配人を歴任し、調整役として数多くの成功を収めてきました。特に、ウェスティンホテル仙台やセントレジスホテル大阪では、その手腕を発揮し、成長を促しました。さらに、シェラトン・グランデ・トーキョーベイホテルでの経験や、JRホテルズとのコラボレーションにより、台湾に新たなホテルを開業するなど、多様な国際経験も持ち合わせています。
福永氏が新たに承るハレクラニ沖縄は、ハワイの名門ホテル「ハレクラニ」の日本国内初のリゾートとして、沖縄の恩納村に位置しています。美しい自然環境に囲まれた施設で、リゾート体験を提供するべく、各種サービスやホスピタリティを追求していくことを福永氏は約束しています。特にOWANA(ハワイ語で家族を意味)という理念を大切にし、お客様にとってかけがえのないひとときを提供することが彼の強い意気込みとなっています。
また、初代総支配人の吉江潤氏は、福永氏の就任に伴い三井不動産リゾートマネジメント株式会社の特別顧問に就任することが発表されています。吉江氏は、「福永氏の多様なマネジメント経験とリーダーシップのもと、ホテルが今後ますます発展することを期待しています」とコメントしています。
ハレクラニ沖縄は、532室の客室を有し、ビーチに面した壮大な建物が特長です。周囲には沖縄海岸国定公園と、特に美しい約1.7キロメートルの海岸線もあり、その魅力を引き立てています。施設は、レストランやスパのほか、多彩なプールや会議・コンベンションスペースを完備しており、お客様に快適な滞在を提供します。特に目を引くのが、「オーキッドプール」と呼ばれるメインプールで、カトレアのモザイクタイルが約150万個使用されており、その美しさは格別です。
また、ハレクラニ沖縄は、ザ・リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド(LHW)の日本で3番目の加盟ホテルであり、地域のリーダーとして特定されています。最近では、ラグジュアリー・トラベラーとの提携によって沖縄唯一の加盟ホテルとしても知られ、さらなる注目が集まっています。福永氏の就任によって、ハレクラニ沖縄がどのような新しい魅力を持つのか、期待が高まります。これからのハレクラニ沖縄に注目し、変革の波を感じながら訪れてみてはいかがでしょうか。