雪華ツリー点灯
2023-11-13 16:04:51
古河市で冬の風物詩「雪華ツリー」が11月18日から点灯
古河市に冬の訪れを告げる「雪華ツリー」
茨城県古河市の魅力が再び冬の季節に溢れ出します。昨年初めて設置され、注目を集めた「雪華(ゆきはな)ツリー」が、今年も11月18日(土)から点灯を開始します。このツリーは、地域の皆さまに愛される新たな冬の風物詩となることを目指しています。
高さ8mのウラジロモミが主役
「雪華ツリー」のメインには、高さ8mのウラジロモミがそびえ立ちます。その圧倒的な存在感で、ツリーの周りを訪れた人々を魅了することでしょう。さらに、天井からは古河のシンボル「雪華」をモチーフにした装飾が降り注ぎ、幻想的な雰囲気を作り出します。
市の花「ハナモモ」のオーナメントで彩り
また、ツリーには古河市の花である「ハナモモ」をイメージしたオーナメントが飾られ、クリスマスツリーが一層華やかさを増します。この装飾は、地域の文化と自然を感じることができる素敵な企画です。
雪華(せっか)とは
古河市にちなんだ「雪華(せっか)」の由来は、江戸時代末期に遡ります。天保3年(1832年)、当時の藩主であった土井大炊頭利位は、20年間にわたって雪の結晶を観察し、その成果を『雪華図説』としてまとめました。この書は86種類もの雪の結晶を収録し、さらに続編では97種類が紹介され、日本最初の雪の自然科学書として高く評価されています。
道の駅まくらがの里こが
「雪華ツリー」が設置されるのは、道の駅「まくらがの里こが」です。この道の駅は「おいしい」「たのしい」をテーマに、多彩な地元の特産物と体験を提供しています。県内有数の出荷量を誇る直売所「ゆきはな」や、地産地消をテーマにしたフードコート「みやことほまれ」、焼きたてパンが人気の「カフェベーカリーはなもも」など、訪れる人々を魅了するスポットが満載です。
道の駅周辺では、週末には地域交流イベントやパフォーマンスが行われ、地域コミュニティとの絆を深める場となっています。また、「まくらが」という名前の由来は、奈良時代に作られた「万葉集」にある歌にちなんでおり、古河地域を指す言葉として長い歴史を持っています。
古河市の冬の風物詩「雪華ツリー」は、地域の歴史と文化、そして温かい人々とのつながりを感じられる素晴らしいイベントです。今年も多くの方々がこのツリーの美しさを楽しみ、古河の冬を心ゆくまで満喫できることを期待しています。ぜひ11月18日からの点灯をお見逃しなく!
会社情報
- 会社名
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古河市
- 住所
- 茨城県古河市下大野2248番地
- 電話番号
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