「グッドギビングマーク」で寄付環境を整備
認証制度の目的と背景
公益財団法人日本非営利組織評価センター(JCNE)は、企業や個人が安心して寄付や支援を行える環境を整える目的で、NPOを対象とした第三者認証制度「グッドギビングマーク」を提供しています。2026年4月1日に、同制度の新たな認証団体が2つ発表され、これにより認証を受けた団体の数は31団体に達しました。
この第三者認証は、NPOの信頼性を可視化する重要な役割を果たしています。寄付や支援を受ける団体の存在確認、ガバナンス、コンプライアンス、資金管理、情報公開などの側面から一定の基準を満たすNPOにのみ、グッドギビングマークは付与されます。これにより、寄付者は安心して支持したい団体を選ぶことができるのです。
新たに認証を受けた2団体
今回新たに認証を受けた団体は以下の通りです。
- - 一般社団法人 Anchor(熊本県)
- - 一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(東京都)
この2団体は、それぞれ異なる分野での活動を展開しており、寄付者に安心感を提供するための一翼を担っています。以下、各団体の活動概要とメッセージをご紹介します。
一般社団法人 Anchor(熊本県)
Anchorは、保健・医療・福祉やまちづくり、さらには災害救援に至るまで、さまざまな活動を行っています。彼らのミッションは、誰もが安心して暮らせる社会の実現です。中間支援活動に取り組み、地域の活動団体や企業との協働を通じて、運営体制の強化と広報・ファンドレイジングの支援を行っています。
「この度、グッドギビングマーク認証を取得できました。自らの中間支援活動に繋げていくことで、寄付者から信頼され続けるための努力をしていきます。」
公式サイト:
https://anchor-kyushu.studio.site/
一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(東京都)
全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)は、全国に広がる約18,000人の会員を持つ団体で、音楽教育を通じて人と社会をつなげる活動に取り組んでいます。コンクールや研修などを通じ、ピアノ教育の質を向上させることを目的としています。
「本認証を大変光栄に思います。透明性・説明責任を大切にしながら、今後さらに音楽教育を通じて人々をつなげる活動を広げていきます。」
公式サイト:
https://www.piano.or.jp/
今後の展望と寄付環境の変化
グッドギビングマーク制度は、2025年4月に始動して以来、多くの企業や助成団体から賛同と活用が進んでいます。現在、28社や団体がこの制度を利用しており、寄付支援の環境が整いつつあります。特に、助成金の審査においてグッドギビングマークを取得した団体に対して優遇措置を設ける動きも見込まれています。
NPO支援サービスを提供する企業も、グッドギビングマーク認証団体に対する利用料の割引などを行っており、寄付者にとってより利用しやすい環境が整備されています。このように、制度は着実に拡大しており、信頼性のある寄付環境が進化しています。
まとめ
「グッドギビングマーク」は、NPOの透明性を向上させ、寄付者が安心して資金を提供できるよう工夫された制度です。新たに認証を受けた団体の活動を通じて、今後ますます多くの支援者が寄付に参加してくれることを期待しています。信頼と透明性を基本にしたこの制度は、社会における寄付文化をさらに促進する鍵となることでしょう。