新たな学びの場「ZaPASS 大崎上島」の誕生
従来のビジネスの枠を超え、地域資産を再生する取り組みを行う株式会社アイスティシが、コーチングや組織開発を手掛けるZaPASSと手を組み、2026年10月26日にオフサイト拠点「ZaPASS 大崎上島」を開設します。場所は広島県の大崎上島に位置するアイスティシのコワーキング施設内です。
このプロジェクトの目的は、地域の自然や文化、歴史などの資産と、外部から持ち込まれる専門的な知識やスキルをつなげることです。この新しい拠点を通じて、訪れる中心となるのは、経営やマネジメント層向けのプログラム「経営合宿 in 大崎上島」です。これは、参加者が経営者としての原体験を振り返り、経営の本質を問い直す機会を提供するものです。
地域資源と専門知識の融合
アイスティシは地域資源を活用した人材育成を重視しています。彼らの理念は「感じるままに、世界をひらく」であり、大崎上島の古民家や土地などの有形かつ無形の資産を活かしながら、都市で働く人々の学びを支える場所として再生してきました。
アイスティシの新たなアプローチは、島に根付く自然や文化、関係性を「土壌や根や幹」と捉え、外部の専門性を接ぎ木することです。このプロセスを通じて、参加者は新たな価値を創出するための担い手となることが期待されています。この大崎上島の環境を「リジェネラティブ・アイランド」と名付け、地域の資源を基にした共創の場を育んでいく方針です。
身体的経験と対話の大切さ
ZaPASSとの連携により、島での身体的な体験や人々との関わりも重要な要素とされています。普段とは異なる環境での学びが、参加者の変化の土壌となることを目指しています。アイスティシが重視するのは、これまで当たり前としてきた見方や考え方に気づき、再定義することです。
プログラム中には、山や海、森の自然の中での体験を通じて、参加者同士の関係性や価値観を見直し、新たな気づきを得る時間が設けられます。そして、参加者はこの経験を自身の業務や組織に持ち帰ることで、持続的な変化を促進することが期待されています。
プログラムの詳細
大崎上島で行われる「経営合宿」は、役職を脱ぎ捨て、新たな視点で経営を考えることを目的にしています。定員は約6名で、1泊2日で行われるこのプログラムは、参加料金が200,000円(税抜)です。
参加者は、自身のテーマを探求し、チームとしての共通の判断軸を言葉にするまでの過程を体験します。ZaPASSのプロコーチがこの対話プログラムを設計・進行し、アイスティシがサポートを行います。
このプログラムはまだβ版であり、参加企業のフィードバックを基に内容や価格の改善も図られます。両社はコラボレーションを通じて、地域資源を活かした人材育成のモデルを実証し、今後の展開を目指します。
まとめ
大崎上島は、経営チームや組織の人々にとって、新たな発見や価値を見出す場となることでしょう。アイスティシとZaPASSの新たな拠点は、地域の自然と文化を尊重しつつ、革新的な学びの場を提供し、参加者が成長する手助けをすることを目指しています。新しいビジネスの形がここから生まれることに期待が寄せられています。