企業版ふるさと納税
2024-12-06 12:21:16

企業版ふるさと納税に関する大臣表彰式が開催されました

令和6年度企業版ふるさと納税に係る大臣表彰式が開催



2024年12月12日、東京都の中央合同庁舎にて「企業版ふるさと納税に係る大臣表彰式」が行われました。この表彰式は、地方創生応援税制の活用を促進し、特に優れた成果を挙げた地方公共団体や企業を称えることを目的としています。

受賞者とその取り組み


本年度の受賞者は、地方公共団体部門からは北海道の札幌市、青森県の弘前市、秋田県の秋田市、島根県の江津市が選ばれ、企業部門からはエア・ウォーター北海道株式会社、株式会社トリドールホールディングス、株式会社龍角散が受賞しました。

地方公共団体部門


  • - 北海道札幌市: 障がい者のDX(デジタルトランスフォーメーション)人材育成に向け、特別なプログラムを実施。寄附企業の意見を反映させたこの取り組みは、320名以上の障がい者にスキルを提供しています。

  • - 青森県弘前市: 農業の繁忙期にボランティアを募り、りんご収穫を支援するツアーを実施。観光振興にもつながり、282名のボランティアが参加しました。

  • - 秋田県秋田市: 地元の学生と一流クリエイターが連携し、短編映画を制作。地域の魅力を広め、若者の挑戦を応援する環境を創造しています。

  • - 島根県江津市: 地元のメディアと連携して、新しいシティプロモーションを展開。公園や駅の魅力向上に努め、地域活性化を図っています。

企業部門


  • - エア・ウォーター北海道株式会社: 北海道内の179市町村に寄附を行い、環境や健康に関するプロジェクトを支援しています。

  • - 株式会社トリドールホールディングス: 離島振興に寄附を活用し、地域活性化を目指す取り組みを推進しています。

  • - 株式会社龍角散: 生薬の国産化を目指し、地域農家の支援を行いながら、雇用創出につながる多様な事業を展開。

表彰式の内容


表彰式は、内閣府による主催で、伊東良孝内閣府特命担当大臣からのご挨拶や、受賞事例の発表が行われました。受賞者はそれぞれの取り組みについて五分間プレゼンテーションを行い、選考委員からのコメントも交え、地域活性化へのインスピレーションが共有されました。

また、特に注目されたのは対談企画。「地方創生と企業版ふるさと納税の可能性」をテーマに、地域と企業の連携の重要性が議論され、新たなアイデアが生まれる場となりました。

オンライン配信


この表彰式は、一般向けにZoomによるオンライン配信も行われ、参加者はリモートで表彰式の模様を視聴。事前に申し込みが必要で、視聴用リンクが発行されました。

地方創生へ向けて


地方創生応援税制は、地域が自らの課題を解決し、企業がその一助となることを目指した制度です。今年の受賞事例は、全国各地の地域活性化の希望を感じさせるものでした。これからもこうした取り組みが広がり、地域の持つ可能性を引き出していくことが期待されます。


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会社情報

会社名
企業版ふるさと納税支援事務局
住所
東京都千代田区永田町1-6-1 合同庁舎8号館7階
電話番号

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