サステナブル紙プロジェクト「KAMIKEN」の新たな展開
大阪市に本社を置く高速オフセット社が運営するプロジェクト「KAMIKEN」は、2023年よりサステナブル紙の啓発を推進する活動を開始し、サービスをリニューアルしました。このプロジェクトの目的は、「ワクワクする紙製品でサステナブルな世界を作る」ことです。
サステナブル紙の重要性
昨今、環境問題に対する意識が高まり、多くの企業がサステナブルな素材を使った製品を選ぶようになっています。KAMIKENはそのニーズに応えるべく、サステナブル紙の認知向上に取り組み、さまざまな印刷物を通じてこのメッセージを広めています。
2024年度には、サステナブル紙を使用した印刷物の受注件数が450件を超える見込みで、2025年度にはワークショップやイベントの依頼も2024年度の約3倍に増加すると予測されています。この成長は、KAMIKENが求められている証です。
アップサイクル紙の魅力
KAMIKENが特徴とするのは、アップサイクル紙の使用。廃棄される素材とパルプを組み合わせて作るこの紙は、個性的な手触りと見た目を持っています。たとえば、廃棄されたお米を混ぜた「kome-kami」や、小豆の殻を使用した「小豆殻CoC」、モルト粕を使用した「クラフトビールペーパー」など、多様な素材が含まれています。
サービスのリニューアル
KAMIKENでは、サステナブル紙に関するサービスを新たに展開。印刷サービスを提供し、顧客からの同意を得て、実績をSNSやWEBサイトに掲載することで、他の企業にも企業のサステナブルな姿勢を伝えていく取り組みをしています。また、サステナブル紙の理解を深めるためのワークショップやイベントも充実させており、参加者が実際に紙の質感や特徴を体感できる機会を提供しています。
KAMIKENの活動と未来
KAMIKENは、今後も持続可能な社会を実現するために活動を続けていきます。サステナブルな製品を使うことは、消費者の日常生活にも影響を与え、新たな価値を創造することにつながります。企業と消費者をつなぐ架け橋として、KAMIKENは一歩ずつ前進しているのです。
さらに、KAMIKENでは、環境教育への取り組みも進めており、子ども向けの工場見学や、ジュニアSDGsキャンプなど、さまざまなアクティビティを通じて次世代の環境意識を育てています。
まとめ
このように、KAMIKENはサステナブル紙の啓発を通じて、持続可能な社会の実現に向けた重要な役割を果たしています。これからも多くの新しい紙製品が登場し、エコなライフスタイルを提案していくことでしょう。あなたもKAMIKENの活動に参加し、サステナブルな選択をしてみませんか?