奈良の赤膚焼
2026-02-24 14:03:27

奈良の伝統工芸品「赤膚焼」がもたらす金銀の輝き

奈良の伝統工芸品「赤膚焼」がもたらす金銀の輝き



奈良の名を冠する「赤膚焼」は、1300年の歴史を抱える薬師寺から発掘された土を用いて作られる特別な陶器です。近代のモノに溢れる時代において、その背後に隠された物語や制作者の想いが強く感じられる一品として注目を浴びています。

1300年の歴史を受け継ぐ土



かつて、大塩恵旦さんは薬師寺から受け取った連絡に胸を躍らせました。国宝・東塔の解体修理の過程で発掘された土を使う機会が訪れたのです。発掘されたのは、ゆったりとした土で、形成が非常に困難であるとのことでした。約300立方メートルの粘土のうち、3トンほどを工房に運び、試行錯誤を始めたのです。

赤膚焼の魅力と特徴



赤膚焼は、江戸時代前期の茶人、小堀遠州の指導を受けた窯の一環として知られています。奈良県の指定伝統的工芸品に選ばれる赤膚焼は、豊臣秀吉の弟によって始まったとも言われ、その歴史は深く根付いています。陶器は基本的に鉄分を含んだ赤味がかった乳白色が特徴で、奈良の風景や物語をモチーフにした「奈良絵」が描かれています。

大塩恵旦さんは、土の質感を活かすため、釉薬を使わずに焼き締めの技法にこだわっています。実際に、その工程は非常に手間のかかるもので、七段階の慎重な過程を経て完成します。最初の素焼きから本焼きにかけて、一日中火の番を行い、その後二次焼成を行います。火を見守るその姿勢には、長年の経験と職人の魂が宿っています。

輝きの発見



これまでの焼き物は失敗作が多かった大塩さんですが、ある日窯の故障から奇跡的な発見をしました。思いがけず、金色の光を放つ陶器が誕生したのです。さらに、陶器同士がくっついてしまった際、その粘土が銀色に変わる結果となり、金銀の赤膚焼が誕生しました。このような偶然が重なり合い、陶芸の新たな魅力を体現しています。

限られた土の使用



薬師寺東塔から発掘された土は残り少なく、500キログラムしかないそうです。大塩恵旦さんはこの機会に、その陶器に触れてほしいと語ります。彼自身が多くの時間と努力を費やし、完成させた自信作を手に取ることで、奈良の歴史と文化を少しでも感じてもらいたいとの願いが込められています。

ふるさと納税の返礼品としても



今回のふるさと納税返礼品には、湯呑みやぐい呑みなどの金銀に輝く赤膚焼が楽しめます。家族や友人、恋人と揃えて楽しむことができるセットも用意されており、この機会に奈良の文化を感じていただきたいものです。昇華した陶器には、1300年の歴史が息づいています。

奈良の奥の深さを感じられる正統派「赤膚焼」。ぜひこの特別な機会を逃さずに、お手元に迎え入れてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
奈良市役所
住所
奈良県奈良市二条大路南一丁目1番1号
電話番号
0742-34-4710

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