大東企業が最新の板前居酒屋『TOMO BANYA』を銀座にオープン

大東企業、新居酒屋『TOMO BANYA』を銀座にオープン

大東企業株式会社は、2023年9月2日、東京都中央区銀座に新たな居酒屋『TOMO BANYA』をオープンしました。創業98年を迎える同社は、銀座エリアでの飲食業において長い歴史を持ち、多様な業態を展開してきました。新たに開店された『TOMO BANYA』は「これからの板前」をテーマにし、板前と客の距離を縮めた新しいスタイルの居酒屋です。

銀座の外食文化を支えてきた大東企業

1927年に創業した大東企業は、約70年にわたり銀座エリアで飲食店を運営し、日本の外食文化の発展に寄与してきました。『個室会席北大路』など、さまざまな飲食ブランドを展開し、地域の皆さんと共に文化を築いてきた実績があります。『TOMO BANYA』は、同社の代表的なブランド「番屋」の1号店があった場所と同じビル内に位置し、ブランド同士で相乗効果を生むことが期待されています。

近寄りやすい板前文化の創造

『TOMO BANYA』では、板前の自由な発想を大切にし、より身近に日本の和食文化を体験できます。これまで多くの板前を育ててきた同社は、今後も板前がより自由に創意工夫できる場を提供し、若い世代や海外からの観光客にも、和食を楽しんでもらうことを目指します。

料理は和食を基盤としながら、洋食や中華などの要素も取り入れた“創作板前居酒屋料理”として提供されます。オープン後は、来店客の意見を反映させたメニュー作りも行うとのことで、客と共に店舗を作り上げるスタイルを強調しています。これにより、同業界が抱える板前不足問題の解消にも寄与したいと考えています。

おまかせコースとオープンキッチン

『TOMO BANYA』の特徴の一つは、おまかせコース料理です。オープンキッチンのカウンターからは、板前の見事な包丁さばきを目の前で見ることができるため、食事を楽しみながら、食材や料理に関する知識を得るチャンスもあります。料理長が選んだ新鮮な魚介類は、厳選された産地から直送され、酒類も日本酒やクラフトビールなど多彩に揃えられています。たとえば、コースの一部には、雲丹めしや鱧、北海道産のたらば蟹の土鍋ごはんなどが含まれています。