KIBOW社会投資ファンドが中村知哉氏を新代表パートナーに迎える
KIBOW社会投資ファンドは、2025年7月に中村知哉氏を新たに代表パートナーとして迎え入れることを発表しました。この動きは、2024年の新ファンド設立に向けた経営体制の強化を目的としています。これにより、KIBOWはより多角的な視点から社会課題の解決に取り組むことを目指しています。
KIBOW社会投資ファンドの使命
KIBOW社会投資ファンドは、全国各地の「社会を変える」志を持つ社会起業家たちに投資を行い、彼らの事業成長を支援しています。これまで、代表パートナー山中礼二氏が中心となって活動してきましたが、今後のさらなる成長に向けて中村知哉氏が加わることで、二人での経営体制が構築されます。
中村氏は、グロービスのマネジング・ディレクターとしての豊富な経験を持ち、特に国際的な視点からの知見が期待されています。彼は、海外でのビジネス展開や経営教育に長年従事してきた実績を持ち、新たなファンドの成功に向けて、積極的に携わっていく意向を示しています。
中村知哉氏の背景
中村氏は、丸紅、アドバンテッジ・パートナーズ、サン・ライフを経て、グロービスに入社しました。彼は、同社の英語MBAプログラムの創設や、アメリカ拠点の設立に関与するなど、グローバルなビジネス界での経験を積んできました。米国ハーバード大学経営大学院での学びもあり、経営者としての視点をさらに深めています。
KIBOWの今後の展望
中村氏は、KIBOWでの新たな役割において、社会的インパクト投資の推進を通じて、社会起業家たちが抱える課題解決に全力を尽くす考えを示しています。彼の経験や知識がKIBOWの活動にどのような影響を与えるか、業界内外が注目しています。
また、山中氏は、今回の中村氏の参加が新たな機会をもたらすと信じており、より強固な経営体制の構築を目指すことを表明しています。今後も、KIBOWは新たなファンド設立と社会課題の解決に向けた取り組みを継続し、インパクト投資の先駆者としての役割を果たしていくでしょう。
KIBOW社会投資ファンドの活動内容
KIBOWは、2015年に設立された社会投資基金であり、これまでに22社のスタートアップ企業に対する投資を行ってきました。ここでは、以下のような活動が展開されています。
1.
場の提供(イベント): 地域復興を目指して人々が集まるイベントを開催し、交流の場を作り出しています。
2.
寄付: 約1億円の資金を集め、被災地で活動しているNPOやリーダーたちに提供しています。
3.
社会的インパクト投資: KIBOW社会投資ファンドを通じて、社会課題の解決を加速させることを目指しています。
これからのKIBOWの活動に目が離せません。新しい体制のもと、さらに多くの社会起業家が支援を受け、目指す社会の変革に寄与することが期待されています。
参考リンク
詳細な活動に関する情報は
KIBOW公式サイトをご覧ください。
本リリースの内容に関するお問い合わせは、グロービス広報室までどうぞ。