ポーラ化成工業が『カオカラ』を展示
ポーラ化成工業株式会社(本社:神奈川県横浜市)は、2024年12月11日から13日にかけて、東京ビッグサイトで開催される『第4回建設DX展』に最新の暑熱対策AIカメラ『カオカラ』を出展します。この新しい技術は、特に建設業界での作業環境の改善を目指して開発されました。
『カオカラ』の背景と開発経緯
ポーラ・オルビスグループは、人々や社会の健康と幸福(well-being)を広く推進することを目標としています。その一環として、ポーラ化成工業は『カオカラ』という暑熱対策AIシステムの研究開発を行ってきました。このシステムの特徴は、顔の状態が心身の健康を反映すると考え、顔をかざすことで体調を判断するという点です。2023年の夏にはプロトタイプを建設現場に導入し、社会実証試験を実施しました。このテストにより、『カオカラ』の効果が示され、現場のニーズに応じた改善も行われました。数々の改良を経て、今年3月からは本製品の受注が開始されています。
効果と期待
『カオカラ』は、すでに多くのメディアでも取り上げられ、建設業や製造業からの注目が集まっています。また、教育やスポーツなど、幅広い分野での使用が期待されています。この展示会では、実際の製品を体験できる機会が提供され、簡単に判定できることが実感できるでしょう。
カオカラの主な特長
『カオカラ』には、次の3つの特長があります。
1. 高精度な判定
『カオカラ』は、AIによって顔色や表情、発汗を解析し、外気温や湿度などの環境情報と統合して、ユーザーに必要な情報を提供します。
2. 簡単な使用法
専用のタブレットを設置し、起動するだけで利用可能です。判定にかかる時間は約3秒で、色で結果を示すため、直感的で使いやすいという好評を得ています。
3. 結果の一元管理
結果は一元的に集約され、管理者はパソコンで容易に履歴を確認できます。特に赤色表示の結果に対しては優先的に対策が講じられ、より効果的な暑熱対策が期待できます。
展示会概要
『第4回建設DX展』の詳細は以下の通りです。
- - 名称: 第4回 建設DX展
- - 会期: 2024年12月11日~13日、10:00~18:00(最終日17:00まで)
- - 会場: 東京ビッグサイト 南4
当社ブース番号は「50-12」です。事前に来場登録を済ませ、お越しください。
認識されていない点
なお、注意点として、
『カオカラ』は医療機器ではなく、熱中症の治療、診断、予防を目的としたものではありません。
詳しい情報は、
カオカラ公式サイトをご覧ください。