Omi Japanと京都保健会が手を組む
2025年8月27日、Omi Japan株式会社(東京都中央区)は公益社団法人京都保健会(京都府京都市)と医療・介護分野におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進と国際連携に関する基本合意書を締結しました。この提携を通じて、両者はそれぞれの専門性を活かしながら地域医療の質向上を図り、持続可能な医療・介護体制の構築に力を入れます。
記者の視点
医療・介護の現場では、IT活用と国際連携がますます重要になっています。両組織の協力が進められることで、地域のニーズに応じた新しい価値を提供することが期待されています。
MOU締結式
締結式には、Omi Japanの代表取締役社長ダン・ミ・ハイン氏と、京都保健会の理事長松原為人氏が出席し、両者の意気込みを語りました。特に、Omi Japanはこれまでに400以上の医療システムを開発してきた実績があり、その技術力が注目されています。
提携の概要
この提携では、以下の分野での協力が予定されています:
1.
医療・介護のDX支援:電子カルテや介護記録アプリの導入支援。
2.
臨床分野でのAI活用:AIを用いた問診や画像診断の導入。
3.
医療従事者向け研修:DXに関する教育プログラムの提供。
4.
災害対策システムの構築:IT-BCP(ビジネス継続計画)に基づく医療体制の整備。
5.
国際連携支援:JICAやAMEDへの補助金申請支援。
6.
日越間の情報連携:共同研究やセミナーの実施。
7.
医療情報技師資格支援:オンライン講座や教材提供。
今後の展望
Omi Japanと京都保健会の提携は、IT人材の支援やAI技術の導入を通じて、地域医療の効率化を目指しています。特に、医療・介護従事者が本来の業務に集中できる環境を作り出すことで、より質の高いサービスを提供することを目指しています。
働きかけの重要性
京都保健会は地域に根ざした医療・介護の基盤を築いており、今後の展開に期待が寄せられています。「地域に安心して住み続けられる社会の実現」を掲げるOmi Japanの取り組みが、この新たなパートナーシップによって加速するでしょう。
Omi Japanと京都保健会の役割
Omi Japanは、日本の医療・ヘルスケア分野に特化したオフショア開発企業で、14年以上の実績を持っています。一方、京都保健会は多様な医療サービスを通じて地域に貢献しており、両者が手を組むことによって、さらなるサービス向上が期待されます。
おわりに
この提携は、地域医療と介護分野のDX推進にとって非常に重要なできごとです。今後、Omi Japanの技術力と京都保健会の地域密着型サービスが組み合わさり、質の高い医療・介護体制作りが進むことでしょう。両組織は協力しあい、地域社会の健康と福祉の向上に貢献していく所存です。