鈴与シンワートが新しいアルコール検知器を追加
鈴与シンワート株式会社は、運転前のアルコールチェック及び検温を記録するクラウドサービス「あさレポ」に新型の小型アルコール検知器を追加することを発表しました。この新しいデバイスは、「フーゴスマートBt(FALC-31)」と名付けられたもので、2024年9月27日からさっそく「あさレポ」に対応する予定です。
この「フーゴスマートBt」は、フィガロ技研株式会社によって開発されたもので、J-BAC(アルコール検知器協議会)の認定機器です。このデバイスは、アルコール検知器の使用義務に対して効果的な対策を提供するための選択肢となります。
「フーゴスマートBt(FALC-31)」の特徴
「フーゴスマートBt」は、以下のような特長を持ちます。
- - 高精度な電気化学式ガスセンサーを搭載し、干渉性に優れた設計がされています。
- - 簡単な操作で、電源を入れて息を吹き込むだけで測定が可能です。
- - 測定結果はBluetoothを通じてデータ転送ができます。
それに加えて、従来の「あさレポ」対応のアルコール検知器は「XENSE 83BTW」という商品で、こちらは半導体ガスセンサーを搭載しています。使用する際には、ユーザーのニーズに応じて電気化学式センサーまたは半導体式ガスセンサーの選択ができます。
各センサーの特長
1. 精度が高い
2. 耐久性に優れる
3. 外的影響を受けにくい
1. 価格が安価
2. 小型で持ち運びやすい
3. 測定反応が早い
「あさレポ」クラウドサービスの利点
「あさレポ」は、運転前のアルコールチェックと検温記録を専用のクラウドサーバで一元管理するサービスです。このシステムを利用することで、酒気帯び運転や発熱時の運転を予防することができます。
あさレポの主な機能
1. 小型デバイスとスマートフォンを使用して、いつでもどこでも利用可能。
2. AI顔認証やGPS測定により、なりすましを防止。
3. 全ての測定データは、クラウドサーバで一括管理。
4. 月額基本料が0円の従量課金プランも提供されています。
さらに、運転日報オプションを利用することで、ドライバーの運転前チェックの結果や走行データを同時に管理することも可能です。このオプションには、アルコールチェックや健康記録が含まれています。
企業の背景
フィガロ技研は、1970年代から半導体式ガスセンサーの開発に取り組んでおり、50年以上の歴史があります。また、鈴与シンワートは、鈴与グループ内で唯一の上場企業であり、幅広い業界でのITサービス提供を行っています。彼らのサービスは、運転者の健康と安全を確保するために設計されています。
この新しいアルコール検知器の導入により、今後もさらに安心して運転ができる環境が整うことが期待されます。