日本情報通信が新しいEDIパッケージを発表
2025年6月9日、日本情報通信株式会社(NI+C)は、その長年の経験をもとに電子データ交換(EDI)業務を支援する新バージョン『EDIPACK(R)21 v4.0.0』の提供を開始しました。EDIPACKは、取引先とのデータのやり取りや金融機関との送金業務を自動化するためのツールとして、多くの企業に利用されています。
EDIPACK(R)の進化
EDIPACKは1996年に市場に登場して以来、定期的なバージョンアップを実施しながら進化してきました。今バージョンでは、ビジネス環境の変化に対応するため、新たな機能が追加されています。特に、ISO20022に基づく外国送金サービスや、電子帳簿保存法への対応が大きなポイントです。これにより、企業は安心してEDIデータを長期間にわたって保存できるようになりました。
新バージョンの主な機能
国際標準規格への対応
新バージョン『EDIPACK(R)21 v4.0.0』は、国際標準規格であるISO20022を採用した外国送金サービスに対応しています。これにより、企業はファイル伝送を介してセキュアな送金が可能になります。例えば、NTTデータが提供する外国送金ファイル伝送サービスとも連携できるため、ビジネスを国際的に展開する企業にとって非常に頼もしいサポートとなります。
電子帳簿保存法への適応
さらに、改正された電子帳簿保存法にも対応。EDIデータを安全に長期間保存できるクラウドストレージサービスを利用することで、法的な要求事項を満たすだけでなく、安心してビジネスデータを管理することができます。
セキュリティと拡張性
新しいセキュリティ機能として、暗号化プロトコルの最新バージョンであるTLS 1.3が採用され、通信の安全性が大幅に向上しています。また、RHEL 9やPostgreSQL 16などの最新のOSやミドルウェアにも対応しており、柔軟なシステム基盤が確保されています。
40年以上の実績に裏打ちされた信頼
日本情報通信は、1985年に設立されて以来、約40年にわたって高品質なEDIサービスを提供してきました。10,000サイト以上の接続実績を誇るそのサービスは、多様なニーズに応えるべく、クラウドサービスやパッケージソフト、VAN型EDIといった幅広いソリューションを展開しています。お客様の業務の効率化や運用負担の削減を目的とし、トータルサポートを行っているのが特長です。
未来に向けた挑戦
今後も日本情報通信は、企業の経営課題解決に貢献できるよう、革新的な機能の開発と、顧客満足度の向上に向けた努力を続けていきます。『おもひをITでカタチに』をスローガンに掲げ、信頼のおけるパートナーとして選ばれることを目指します。
さらに詳しい情報は、
公式サイトをご確認ください。