ダッソー・システムズ、持続可能な未来に向けたバーチャルツイン・エクスペリエンスを提唱!「3DEXPERIENCE CONFERENCE JAPAN 2024」開催報告
ダッソー・システムズ株式会社は、2024年6月21日にANAインターコンチネンタルホテル東京にて、年次カンファレンス「3DEXPERIENCE CONFERENCE JAPAN 2024~持続可能な未来を切り開くバーチャルツイン・エクスペリエンス~」を開催しました。
今年で日本法人設立30周年を迎えたダッソー・システムズは、本イベントを通じて、これまで培ってきたノウハウや設計技術、デジタル変革のヒントを参加者に共有することを目指しました。
バーチャルツインで持続可能な未来を
今年のテーマは「持続可能な未来を切り開くバーチャルツイン・エクスペリエンス」。3DEXPERIENCEプラットフォームをはじめとする各ソリューションの活用事例や、お客様事例など、合計57セッションが提供され、約1,200名の参加者を集めました。
基調講演では、ダッソー・システムズ株式会社代表取締役社長のフィリップ・ゴドブ氏がビデオ登壇し、日本市場におけるイノベーションとテクノロジーの良きパートナーであり続ける決意を表明しました。
さらに、新サービス「Virtual Twin as a Service(VTaaS)」を紹介。VTaaSは、物理的なシステムやプロセスの仮想モデル(バーチャルツイン)をクラウド上で提供し、リアルタイムでの管理・最適化を可能にするサービスです。ダッソー・システムズは、VTaaSを含むサービスを通じて、お客様のデジタル変革を支援し、持続可能な未来の実現に貢献していくとしています。
経済産業省やSUBARUも登壇
基調講演では、経済産業省製造産業局製造産業戦略企画室ものづくり政策審議室総括補佐の松高大喜氏も登壇し、「製造DXの要諦」と題して、製造業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の必要性について解説しました。
また、株式会社SUBARUエンジニアリング情報管理部エンジニアリングIT企画第一課PDM・BOMシステム企画1担当の村井大輔氏は、「SUBARUにおけるデジタル開発~モノづくり改革を支えるIT施策~」と題して、ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォームを軸としたデジタル開発の取り組み事例を紹介しました。
展示ブースでは各業界の最先端技術を紹介
展示ブースでは、さまざまな業界別のソリューションを体験できるブースが並び、参加者は説明員との対話を通じて、各業界の最先端技術と革新的なアプローチを体感しました。
今後の展望
ダッソー・システムズは、今後も日本企業のデジタル変革を支え、持続可能な社会づくりに貢献していくとしています。3DEXPERIENCEプラットフォームを活用したバーチャルツイン技術は、製造業だけでなく、さまざまな産業において、より効率的で持続可能な未来を実現するための鍵となるでしょう。