新たな拠点「大八グラウンドサッカー場」が誕生
岐阜県高山市に、待望の新サッカー場「大八グラウンドサッカー場」がオープンしました。このサッカー場は、令和6年11月24日に盛大に行われたオープニングセレモニーを皮切りに、地域の子どもたちやサッカーファンが利用できる、地域スポーツの新たな拠点として期待されています。
初の公式サッカー場
これまで高山市には公式なサッカー場が存在せず、今回の「大八グラウンドサッカー場」は高山市にとって初のサッカー場であり、さらに人工芝を使用した初の施設です。加えて、日本サッカー協会(JFA)公認のサッカー場としても県内で2施設目の誕生です。これにより、高山市内でのサッカー活動がより活発になることが期待されています。
環境に配慮した施設
この新しいサッカー場の整備には、約6億9千万円の総事業費がかけられました。こだわりは栄えある人工芝にあります。環境に配慮した天然素材チップを使用し、ピッチの温度上昇を抑える試みが施されています。実際、温度が約マイナス14度程度も抑制される効果があります。このような施設設計は選手たちにとって快適なプレイ環境を提供します。
また、クラブハウスも完備されており、選手控室や冷暖房、シャワー室などが整えられています。これにより、選手が試合に臨む際にも快適さが保たれ、より良いパフォーマンスに繋がるでしょう。さらに、クラブハウスには屋根付きの観客席があり、約300人が収容可能です。
スマートロックによる利便性
特筆すべきは、施設利用に際して高山市のスポーツ施設として初めてスマートロックを採用したことです。予約システムを利用し、予約をするとスマートフォンにパスワードが送られ、そのパスワードを使ってキーボックスを開けることができるため、利便性が大幅に向上しました。これにより、より多くの人々が手軽に施設を利用できる環境が整いました。
地域の絆を深める場所
オープニングセレモニーでは、感謝状の贈呈やテープカット、また高山市長によるキックインセレモニーが行われました。田中市長は、「この場がサッカーのプレイだけでなく、地域との絆を深める場所となることを願っています」と語り、期待を寄せました。式典の後には小学生を対象としたサッカー大会が開催され、12チームがこの新しいフィールドで思いっきりプレイしました。
多目的な活用
「大八グラウンドサッカー場」は、単なるサッカーの場にとどまらず、幼児の運動会やグラウンドゴルフ、さまざまなイベントの交流の場としても利用できる多機能な施設です。地域の皆さんには、この新しいサッカー場を積極的に活用していただき、スポーツを通じた健康促進や地域活性化につながることを期待します。
施設の概要と利用方法
- - 公式サイズピッチ1面 (105m×68m)
- - ジュニア用ピッチ2面
- - フットサルコート4面
- - 選手控室 (6室)
- - 救護室、シャワー室、トイレ
- - 屋根付き観客席 (300人程度)
- - 駐車場 (190台程度)
所在地と利用時間
- - 所在地:岐阜県高山市漆垣内町1500-1
- - 利用時間:8時~22時
- - 利用期間:3月1日~12月28日
施設予約はインターネットで可能で、どなたでも手軽に利用できます。ぜひ家族や友人と共に新たな「大八グラウンドサッカー場」を訪れてみてください。