Atrust Computerが新たなミニサーバーを発表
Atrust Computerから、画期的なミニサーバー「s101」が登場しました。この製品は、実用的な性能を求める中小企業に最適なソリューションとして位置付けられています。s101は、クアッドコアのIntel Xeon E3-1265V2またはデュアルコアのIntel Core i3-3220Tプロセッサーを搭載しており、パフォーマンスと省スペース性を両立させたデザインが特徴です。
小型なのに高性能
s101は、その筐体のサイズが幅70mm、高さ196mm、奥行き188mmと、驚くほどコンパクトです。しかし、その中には16GBのECCメモリーと2.5インチSATA3ハードディスクを最大2基搭載できるスペースが確保されています。これにより、一見するとシンクライアントのように思われがちな外観ながら、実際には強力なサーバースペックを兼ね備えています。
「これはサーバーです、シンクライアントではありません!」というのが、同社の自信を表した言葉でもあります。s101は、複数のユーザーがリモートデスクトップを通じてアクセス可能なため、スモールオフィスにおいても簡単に使えます。専用のサーバールームは必要なく、従来のデスクスペースを有効に活用できます。
マルチプラットフォーム対応
このミニサーバーは、Microsoft Windows Server 2012 R2、Red Hat Enterprise Linux (RHEL)、SUSE Linux Enterprise Server (SLES)、Citrix XenServer、VDI-in-a-Boxなど、さまざまなマルチプラットフォームをサポートしています。これにより、ユーザーは必要に応じてOSを選択し、プリインストールされた形で出荷されるため、すぐに利用を開始できます。
組み合わせによる高コストパフォーマンス
s101は、同社のARMベースシンクライアント「Atrust t63」や、一体型の「Atrust a100T」と組み合わせることで、コストパフォーマンスの高いサーバーベースのコンピューティング環境を構築できます。特に、Windows Server 2012 R2のFoundationやEssentials版をプリインストールした構成は、手頃な価格で高機能なシステムを提供します。参考価格としては、Xeonプロセッサー搭載のOSレス最小構成で約15万円からとなっています。
セミナーの開催
さらに、2014年3月7日にアセンテック、シトリックス、Atrust Computerが共催する「仮想デスクトップ&最先端シンクライアントセミナー」では、s101の実機が展示される予定です。実際にその性能を体感する絶好の機会ですので、ご興味のある方はぜひ参加を検討してみてください。参加方法は、
こちらのリンクからご確認いただけます。
Atrust Computerのミニサーバーs101は、限られたオフィススペースを有効に活用したい企業や、高性能なサーバーを求める中小企業にとって、理想的な選択肢となるでしょう。新しいコンピューティングソリューションの登場に、ぜひ注目してみてください。