フォンテラグランプリ2020の開催と入賞作品
ニュージーランド産のグラスフェッドバターを活用した製品開発コンクール「フォンテラグランプリ2020」が盛大に開催され、6つの作品が入賞に輝きました。このコンクールは参加者、審査員、運営スタッフの安全を第一に考慮し、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底した上で実施されました。入賞作品は、情熱と技術が光るものであり、参照動画でその様子を確認することができます。
フォンテラグランプリの目的と意義
フォンテラ社は、世界最大の乳製品メーカーとして存在感を示しており、特にニュージーランドの自然豊かな牧草地で育った乳牛から採れるグラスフェッドバターの普及を目指しています。この「フォンテラグランプリ」を通じて、より多くの人々にその魅力を伝えたいと考えています。
入賞者と作品一覧
ギフト菓子部門
- - 最優秀賞: 小野瀬遵(コンラッド東京) - 作品名: フォンテラ バター スコッチ
- - 優秀賞: 林将史(藤井商事) - 作品名: グラスフェッド・オレンジバウム
- - フォンテラ賞: 塚本大暉(ハイアットリージェンシー東京) - 作品名: Bator de beurre
ブレッド部門
- - 最優秀賞: 佐藤崇裕(佐藤ベーカリー) - 作品名: グラスフェッドバターのキャラメルブリオッシュフィユテ
- - 優秀賞: 小嶋慎一郎(ブーランジュリーグランオム) - 作品名: Beurre et cassis
- - フォンテラ賞: 大川祐季(敷島製パン) - 作品名: ホーキーポーキーブリオッシュ
各作品は、審査員によって厳選され、それぞれの特長が評価されました。審査員には、フォンテラジャパンの幹部や著名なシェフたちが名を連ねています。
審査員とコメント
審査員長のブリン・ローウドン氏は、参加者の努力を称賛し、特に高いレベルの作品が集まったことを強調しました。また、ギフト菓子部門の審査員、岡崎正輝氏は、今回の応募作品について「作品の香りや味わいのバランス」が際立っていたとコメントしました。
特別審査員からのメッセージ
ニュージーランド大使館からも駐日ニュージーランド大使のメッセージが届けられ、フォンテラの取り組みに対する期待が寄せられました。グラスフェッドバターの品質の高さが、持続可能な食生活に貢献していることに評価が集まっています。
入賞者の声
各入賞者は、自らの作品を通してニュージーランド産のグラスフェッドバターの独自性を伝えようと尽力しました。小野瀬氏は、バターの香りと風味を活かした作品作りに挑戦した経緯を語り、佐藤氏もグラスフェッドバターの軽い口当たりと芳醇な風味を引き出すことに成功したと語っています。
最後に
フォンテラグランプリ2020は、ニュージーランドのグラスフェッドバターの魅力を広める大切な舞台となりました。次回も期待が高まります。入賞を果たした作品群は、今後の製品化が見込まれ、全国の消費者にその魅力を届ける日も近いでしょう。