AIとデータを駆使したMiletosが資金調達を完了し新たな挑戦へ

Miletos株式会社、シリーズA資金調達で次のステージへ

AIテクノロジーを基盤にビジネスプロセスを革新するMiletos株式会社（東京都中央区、代表取締役社長兼CEO 髙橋康文）は、弥生株式会社、株式会社インフキュリオン、みずほキャピタル株式会社を引受先とした第三者割当増資（シリーズAラウンド）およびデットファイナンスを実施しました。この結果、総額9.8億円の資金を調達することに成功し、これまでの累計資金調達額は15.3億円に達しました。

AIによる創造の促進

Miletosは「より多くの人が創造する社会へ」というビジョンを掲げ、AIとデータを駆使したプロダクトを展開しています。特に注力しているのは、経費精算・請求書支払AI「SAPPHIRE」と入金消込AI「STREAM」です。これらのプロダクトを駆使することで、従来は人間が行っていた作業をAIが代行し、顧客は創造的な活動に更に時間を使えるようになります。

資金調達を受けて、Miletosは主力プロダクトのさらなる開発を進めていく予定です。新しいプロダクトを展開し、パートナーシップを通じた運用体制の整備を実現することで、業務プロセスの革新を図ります。

弥生株式会社の強力なパートナーシップ

弥生株式会社の代表取締役社長執行役員兼CEO武藤健一郎氏は、Miletos社との連携強化を歓迎し、今回の出資を通じて両社のシナジーをさらに強めることができると述べています。過去の取り組みでは「経費精算 Next」の開発を通じて具体的な結果を出しており、今後の新たな事業開発へも期待を寄せています。弥生は、同社の知見とMiletosの先進的なAI技術を融合させ、顧客にとっての便利で効率的な業務運用を可能にする未来を描いています。

決済分野の革新へと前進

株式会社インフキュリオンの代表取締役社長兼CEO丸山弘毅氏は、Miletos社のAIを利用した経費精算システム「SAPPHIRE」が業務プロセスの自動化を進める中、決済分野でもAIを活用した新たなスタンダードを確立することに期待を寄せています。彼は共に「決済×AI」の未来を切り拓くことを強調しました。

独自のビジョンと取り組み

「Miletosはバックオフィス業務をAIで支援することで業務負担を軽減することを目指しています」と語る髙橋康文氏は、今回の資金調達がAIの可能性を広げる重要な一歩であるとしています。彼は、業務効率化とガバナンスの両立を目指し、自社のAIプロダクトが従来の業務プロセスをより洗練させることができると確信しています。

Miletosの提供するAIプロダクトは、顧客にとっての実用性を追求した結果、業務プロセスの自動化と高度化を実現し、企業が直面する課題を解決する手助けをします。新しいビジネスモデルの構築を目指し、ユーザーにとっての価値ある体験の提供に取り組み続けることが、Miletosの本質であると言えるでしょう。

今後の展望

今回の資金調達によって、Miletosはさらなる成長と革新を追求する姿勢を強化します。「AIとデータ」を基にしたモダンプロセスを実現することで、顧客の業務負担を減らし、よりクリエイティブな活動に時間を使える社会の実現を段階的に達成していくのです。

Miletosのこれからの進展に注目が集まる中、業界にとっても新たなスタンダードを創造する存在としての活躍に期待が寄せられています。

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