JCOMが挑む地域課題解決の新たな挑戦
JCOM株式会社は、次世代のリーダーである大学生の力を借りて地域の課題を解決するため、2025年7月11日から「大学生と考えるSDGs アクション支援プロジェクト」の募集を開始します。この取り組みは、大学生が地域課題に対して自分たちのアイデアを実行に移すことを目的とし、昨年に引き続き行われる第2回目のプロジェクトです。
プロジェクトの背景
SDGs(持続可能な開発目標)は、国際的に認知された目標ですが、それを地域の現実に落とし込むには、現場での積極的な取り組みが欠かせません。JCOMは2020年12月から国連が設立したSDGメディア・コンパクトに加盟しており、SDGsの達成に向けた情報発信や実践的な支援を行っています。また、2023年からは「J:COMチャンネル」にて、大学生のSDGs関連の研究や活動を特集し、彼らの声を広く発信してきました。
プロジェクトの詳細
「大学生と考えるSDGs アクション支援プロジェクト」では、大学生たちが「これから始めたい、もっと広めたい地域課題の解決に取り組むアクション」を提案し、その活動を支援することが目的です。一次選考を通過したチームは、2025年10月19日(日)に開催される最終選考で、ポスターセッションを通じてベストアクションを決定します。
最終選考とゲスト審査員
最終選考では、地域課題解決や事業創造の専門家、JCOMの社員、そして他の参加者との意見交換を行い、共創を促進します。特に注目すべきは、人気のゲスト審査員である井上咲楽さんの参加です。彼女は、持続可能な地域の未来に対して非常に関心を持ち、多くの大学生との議論を楽しみにしているとコメントを寄せています。
応募方法と条件
応募を希望する大学生は、SDGsに関心を持ち、地域課題にチャレンジできることを条件としています。応募はグループ(ゼミやサークル)または個人でも可能で、居住地は日本国内であれば問題ありません。一次選考ではオンラインプレゼンテーションが行われ、最終選考では対面でのポスターセッションが求められます。さらに、活動が終わる2026年3月末までに具体的な支援を活用したアクションを実行することも条件に含まれています。
成果と放送
ベストアクションに選ばれたチームは、JCOMからの支援を受けて具体的な活動に取り組むことができ、その模様はJCOMのコミュニティチャンネルや公式YouTubeで放送されます。これにより、彼らの挑戦が多くの人に伝わり、新たな地域課題解決のヒントを提供することでしょう。
今後の展望
JCOMは、大学生との協働を通して地域課題の解決に向けた取り組みを続けていきます。若い世代と共にSDGsの実現を目指し、地域社会の持続可能な発展に貢献することが、その最終目標です。同世代の仲間とともに、新たなアイデアを実現するチャンスがここにあります。JCOMが提示するこのプロジェクトに多数の応募が寄せられることを期待しています。また、多くの大学生が地域課題に対しての意識を高め、行動に移すきっかけとなることを願っています。