エミレーツ航空がアジアラグビーを支援
エミレーツ航空は、このたびアジアラグビーのタイトルスポンサーとして新たなパートナーシップを結ぶことを発表しました。この取り組みは、アジア地域におけるラグビースポーツの普及と魅力を高めるための重要な一歩と位置づけられており、36カ国の参加を見込んでいます。
スポーツ支援の歴史
エミレーツ航空社長のティム・クラーク卿は、航空会社としての始まりからラグビーを支援してきた長い歴史を誇りに思い、今後もラグビー界での存在感を強めていく意志を表明しています。特にアジアラグビーの支援拡大を通じて、新規市場への進出と、若手アスリートの育成に貢献することに期待感を寄せています。クラーク卿は「私たちはスポーツの草の根活動を通じて地域社会と強い絆を築き、意義ある貢献をしていく」と語っています。
パートナーシップの意義
アジアラグビー会長のカイス・アルダライ閣下は、エミレーツ航空との提携が36の加盟国にラグビーを普及させ、影響力を拡大する重要なマイルストーンになると期待を寄せています。このパートナーシップにより、ラグビーの興奮や価値を次世代のアスリートやファンに届けることができるという見込みです。
また、アジアラグビーはUAEに本部を置いており、地域におけるラグビー活動の中心としてエミレーツ航空との協力を重要視しています。UAEはラグビー活動において戦略的な拠点であり、この提携が地域全体のスポーツ振興に寄与するという期待が寄せられています。
新たな展開の予感
エミレーツ航空は、今後3年間にわたり、アジアラグビー大会のタイトルスポンサーを務め、男子・女子選手権やアジアラグビーセブンズシリーズなどを支援することになります。これにより、ラグビーワールドカップやオリンピックを目指す選手たちにとって重要な舞台を提供することが可能になります。
2024年には中国・杭州で開催されるアジアラグビー・エミレーツ・セブンズシリーズを皮切りに、エミレーツ航空のブランドが際立つ大会が連続して行われます。これにより、アジアラグビーが一層注目され、ファン層が拡大することが期待されています。
エミレーツ航空の国際的な役割
エミレーツ航空は、2007年からラグビーワールドカップのスポンサーを務め、国際的なラグビーシーンにおいて中心的な役割を果たしています。その活動は、南アフリカのエミレーツ・ライオンズとの協力関係にも及び、ラグビーの普及に寄与しています。
さらに、エミレーツ・ドバイ・セブンズ大会は、50年以上続く名物イベントで、毎年10万人以上ものファンを迎え入れています。この大会の支援は、地域の若者にラグビーへの関心を高めるだけではなく、スポーツ文化の発展にも貢献しています。
まとめ
エミレーツ航空のアジアラグビー支援の発表は、スポーツ界のみならず地域社会にとっても大きな意味を持つものであり、今後の展開に注目が集まります。この取り組みによって、新たなアスリートが誕生し、ラグビーがますます広がっていくことが期待されています。