2027年卒学生の意識
2025-08-20 13:28:44

2027年卒大学生が示した夏のキャリア形成への意欲と考え方

2027年卒大学生が示した夏のキャリア形成への意欲



株式会社マイナビは、2027年3月卒業予定の全国大学生および大学院生1,856名を対象に、「マイナビ 2027年卒大学生キャリア意向調査7月」を実施しました。この調査では、学生たちのキャリア形成活動への参加意欲や理想の就活スタイルが浮き彫りになりました。

参加率の増加



調査によると、7月のキャリア形成活動の参加率は60.8%で、前月比で11.6ポイントの増加が見られました。特に「仕事体験」への参加率は26.4%と前月比12.6ポイントも大幅に伸びたことが報告されています。この増加は、夏季休暇が近づく中で、学生たちが業務体験を重視する傾向を反映していると考えられます。

夏季休暇の意向



調査の中で、96.4%の学生が夏季休暇中にインターンシップや仕事体験に参加したいと回答しました。最も参加したいプログラムとして「オープン・カンパニー型」が挙げられ、19.0%が選択しました。また、特に理系の学生は、5日以上の長期プログラムに参加したいという意向が23.9%と、文系の12.4%を大きく上回りました。これは、理系学生が自分の専攻に関連する実務経験を重視しているためと推察されます。

インターンシップでの人材像



学生がインターンシップや仕事体験で「話を聞いてみたい人」や「一緒に働いてみたい人」として最も多かったのは、いずれも「2~5年目以内の社員」であり、約7割を占めました。この背景には、学生が同年代の社員との関わりを通じて、将来のキャリアを具体的にイメージしたいという意識があることが指摘されています。

理想の就活スタイル



さらに、参加者の51.7%が「早く始めて、就職先をじっくり決めたい(早型・長期)」と回答しました。これは、慎重にキャリア選択を行いたいとの意向を示しています。一方で、過去の調査結果では、多くの学生が「就活疲れ」を感じていることも明らかになっており、理想と現実のギャップを感じることが多いことも示唆されています。

結論



マイナビの調査は、2027年卒の学生たちが夏季休暇を利用し、積極的にキャリア形成活動に参加する意思を持っていることを浮き彫りにしました。インターンシップや仕事体験を通じて、自分のキャリアをじっくりと考える姿勢が見られ、企業はこの学生のニーズに応えるプログラムを提供することが求められます。未来への準備を進める学生たちが、納得のいく道を選び取るための参考となる調査結果です。


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会社情報

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株式会社マイナビ
住所
東京都千代田区一ツ橋1丁目一番一号パレスサイドビル
電話番号
03-6267-4155

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