丹波篠山市の取り組み
2026-08-04 16:21:49

地域おこしと野生動物対策が融合する丹波篠山市の取り組み

丹波篠山市の野生動物対策と地域おこし



兵庫県丹波篠山市では、近年、野生動物に起因する被害が深刻な問題となっており、農作物や民家が影響を受けています。具体的には、サル、イノシシ、シカなどの動物が頻繁に農作物を食い荒らし、その農業被害額は年間約1,000万円に達し、被害に遭った面積は8.5ヘクタールにもおよびます。このような状況を背景に、丹波篠山市は独自の獣害対策を進め、地域おこしにつなげる取り組みを始めました。

獣害対策の現状と課題



獣害対策には、獣害防護柵の設置やサルの追い払いなどの施策がありますが、これらが効果を持続させるためには継続的な維持管理が不可欠です。しかし、地域の高齢化や担い手不足が進む中、多くの農家がこうした対策の負担に苦しんでいます。元来、獣害防護柵は有効ですが、それを運用する人手が不足しているというのが現実です。

新たな参加者を募る獣がい対策



丹波篠山市が注目しているのは、農家だけでなく、学生や都市部の住民も巻き込むことで、持続可能な獣がい対策を模索することです。例えば、「獣がい対策実践塾」では、専門家から野生動物についての知識や対策を学びつつ、農家と共に獣害防護柵の点検や修繕、さらにはジビエ体験を通じた地域の理解を深めるプログラムが用意されています。これにより、地域外の人々にも積極的に参加してもらい、地域の問題に直面させることで意識を高めていこうとしています。

地域イベントでの取り組み



丹波篠山市は、地域の特性に合わせたイベントも数多く開催しています。例えば、「さる×はた合戦」は、サルによる被害を減らすために、収穫しそびれた柿を先に収穫するという地域主導のイベントです。また、トレッキングを通じて獣害防護柵の点検を行う「さく×はた合戦」も開催されており、参加者は地元住民の案内で、普段は味わえない山の魅力や農村の暮らしにふれながら、獣がい対策に参加しています。

共生の視点からの取り組み



丹波篠山市では、野生動物を単なる害として捉えるのではなく、共生を目指す方針を掲げています。「獣害」を「獣がい」に言い換えることで、前向きな気持ちでの関わりを促進しています。また、持続可能な地域作りに向けて、ガバメントクラウドファンディングにも挑戦し、多くの人々に対して支援を募っています。このように、地域の問題に対して外からの力を取り入れ、責任を分かち合う姿勢が、丹波篠山市の特徴です。

皆様も、丹波篠山市のユニークな取り組みに興味を持っていただければ、ぜひ応援や参加を検討してみてください。地域の未来を共に築く一助となることでしょう。


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会社情報

会社名
丹波篠山市
住所
兵庫県丹波篠山市北新町41
電話番号
079-552-1111

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