「海ノ民話アニメーション『鯛寄せ石』が完成!
2026年2月4日、愛媛県四国中央市でアニメーション「鯛寄せ石」の完成が発表されました。この作品は、日本昔ばなし協会が推進する「海ノ民話のまちプロジェクト」に基づき、地域の民話をアニメーション化したものです。この日は、アニメ監督が大西賢治市長を表敬訪問し、作品のお披露目とともに「海ノ民話のまち」認定式が行われました。
表敬訪問の様子
市長との面会では、大西市長が「子ども目線で描かれた内容は素晴らしく、昔の暮らしや価値観が丁寧に伝えられている」と評価。アニメと愛媛の名産「鯛めし」の取り組みのタイミングが一致したことにも特別な縁を感じていました。
この訪問は、四国中央市庁舎で行われ、認定証の贈呈やアニメの上映が行われるなど、アニメへの地域の期待が感じられました。
上映会に参加する子どもたち
同日、みしま児童センターで開催された上映会には、47名の地元小学生が参加。沼田心之介監督をゲストに迎え、作品の完成までの裏話や民話の重要性についての発表がありました。監督は「アニメ制作には約6か月かかり、声優が全役を演じ分ける制作方法にこだわった」と語り、子どもたちに強いメッセージを伝えました。
映画から学ぶ海の大切さ
このイベントは、日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環で、海と地域のつながりを学ぶ機会でもありました。特に「海の資源には限りがある」といった自然環境への理解を深める内容が印象的でした。上映後には地元の三島神社に足を運び、実際に「鯛寄せ石」を見学。当日の体験を通じて、アニメで描かれたストーリーが現実にリンクし、子どもたちの地域への関心が高まった様子が伺えました。
参加者の声
参加した子どもたちからは「庄屋さんが鯛を大切に思っていることが分かった」といった感想が寄せられ、実物の「鯛寄せ石」を見ることで、物語の理解が深まったとの意見もありました。また、「汐汲み道」を歩くフィールドワークも盛況で、アニメの世界と現実の体験を結びつける良い機会となりました。
総括
「海ノ民話アニメーション『鯛寄せ石』は、地域の文化や自然を学ぶとともに、未来の子どもたちに大切な価値観を伝える素晴らしいプロジェクトです。アニメを通じて、子どもたちが自らのルーツや海の恵みを実感し、地域と深く結びつくことを願っています。これからもこのプロジェクトの進展が楽しみです。