大阪・関西万博2025で先進の歯科医療を体感しよう
大阪で開催される「関西万博2025」では、未来の歯科医療をテーマにした講演が行われます。日本臨床歯科CADCAM学会が主催するこのイベントでは、最新技術のCAD/CAM(コンピューター支援設計・製作)を利用した歯科医療が紹介される予定です。特に、少子高齢化や医療資源の偏在といった現代の課題に対して、この技術がどのように貢献できるのかを学ぶことができます。
催事の概要
イベントの日程は2025年6月28日(土)で、場所は大阪のヘルスケアパビリオンです。主催は有限会社J-Support、共催は株式会社オール・デンタル・ジャパンです。この日、10:00から20:00まで様々なプログラムが展開され、子どもから大人まで楽しめる内容が用意されています。
講演内容
2人の著名な講演者が登壇し、それぞれの専門分野から歯科医療の未来を語ります。
北道 敏行 先生(きたみち歯科医院)
北道先生は、「これからの歯科医療とCAD/CAM技術の役割」というテーマで講話を展開します。日本における歯科医療が抱える人手不足や生産年齢人口の減少に対して、CAD/CAM技術がどのように解決策となり得るのか、具体的な事例を交えながら説明します。この技術は、都市部だけでなく医療資源が限られた地域にも活用できるため、地域医療の格差を是正する可能性も秘めています。
伴 清治 先生(愛知学院大学 歯学部 歯科理工学講座)
伴先生は、「CAD/CAMで作るジルコニアの白い歯ってすごい!」というタイトルで講演します。このセッションでは、CAD/CAM技術によって製作されたジルコニアの歯の特徴やそれが持つ利点について解説されます。ジルコニアは高い強度を持ちながらも審美的な魅力を持つため、現代の歯科医療において非常に重要な素材とされています。
「健口」の重要性
このイベントでは、「健康」の第一歩は「健口」からというテーマの下、見た目だけでなく機能的にも優れた歯科医療の実現を目指しています。口腔内の健康が全身の健康に直結することを多くの人に理解してもらう良い機会です。
全般的に、来場者がリラックスして学べる環境が整えられていますので、検討中の方や興味を持たれている方はぜひ参加を検討してみてください。歯科医療は今まさに進化の真っ只中にあり、このイベントを通じてその最前線を体験できる素晴らしいチャンスです。
特に、歯科医療や健康に興味がある方は、最新の情報を得る貴重な場となることでしょう。大阪ヘルスケアパビリオンでお待ちしております。