外国人職員支援の新時代、介護eラーニング「サクラボ」が英語字幕・音声機能を開始

介護eラーニング「サクラボ」が外国人職員をサポート

介護業界での外国人職員の活躍が増す中、学びの場での言語の壁は依然として大きな課題となっています。株式会社日本教育クリエイトが運営する介護eラーニング「サクラボ」は、英語字幕・音声の機能を導入し、外国人職員の法定研修をサポートすることを発表しました。この取り組みにより、英語が母国語でない利用者でも、介護に必要な知識や技術を効率的に学べるようになります。

新機能の詳細

「サクラボ」内の「法定研修」では、動画視聴時に英語の字幕と音声の選択が可能となりました。再生画面で言語を選べるため、受講者は自分の理解しやすい形で研修を受けることができます。現在は英語のみでの対応ですが、将来的にはベトナム語をはじめとする東南アジア諸国の言語にも対応する計画があるとのことです。

この新機能は、外国人職員の増加に伴い、eラーニングプラットフォームの多言語対応を求める声に応える形で実現しました。受講者たちが言語の違いに直面することなく、スムーズに研修を受けられる環境を整えることで、介護業界全体の効率化を図る狙いがあります。

「サクラボ」の特徴

「サクラボ」は、介護事業所及び医療機関向けの職員研修に特化した動画学習サービスです。現在600種類以上の動画が揃い、法定研修や技術研修、ヒューマンスキル研修などをeラーニングで提供しています。動画プラットフォームは、従来の対面式の研修と併用することで、最大限の効果を引き出す仕組みを内包しています。

特に介護と医療の両分野において、全職員が共通の理解を持つことは組織全体の競争力を向上させる重要な要素です。サクラボは、研修効果を高めるための学習管理システムやテスト機能も完備しており、受講者の理解度をしっかりと測定し、さらなる学びへと繋げる環境を整えています。

会社概要

株式会社日本教育クリエイトは1975年に設立され、医療・看護・介護に特化したさまざまな教育サービスを提供しています。新宿区西新宿に本社を構え、法人向けの研修活動や人材サービスを一点に絞ったビジネスを展開。特に近年はIT技術を取り入れた教育プログラムの展開にも力を入れています。

「サクラボ」の導入は、介護業界における教育の新しいスタンダードとなる可能性を秘めています。今後も多様化するニーズに応え、多言語対応の拡大を進めていくことで、より多くの人々に貢献できることを目指しています。

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